- 竹間 克比佐
- 東京都
- 転職コンサルタント
対象:キャリアプラン
- 宇江野 加子
- (キャリアカウンセラー)
- 冨永 のむ子
- (パーソナルコーチ)
VMDって・・・・・・
先ずは色です→それぞれの色には関連付けられた印象・イメージが象徴的に魅せられます
視線フローのチェック→パっと目を引くところに強調したい商材が目を引きます
商品説明→単に並べるのではなく、効果的な使い方、応用例、実用例など
具体性や説得力が増す力を持ち合わせた物に変化します。
テーマ→その商品が持っているテーマ=訴求したい←ビジネスシーン、ライフスタイルの融合です。
VMDは、マーチャンダイジング(略語MD)の意図、政策、プログラムを「商品」「情報」「環境」と整合させた視覚表現の仕組みと方法を指します。ディスプレイの代わりにビジュアルプレゼンテーションという語が慣用され略語で「VP」と呼称されることも多くあります。
欧米ではVMD=ディスプレイはVMDシステムの「aspect=様相、外観」であり造形的位置づけをされる事が多いです。しかし、顧客とのコミュニケーションツールとして、VMDを表現して出力しと顧客の反応という結果との関連があって、始めて双方向の役割が求められている貴重な役目がこの仕事だと思います。
私は、今の仕事では人事目線でこの職種を見ています。しかし、20代の後半は店長としてスケジュールを決めて季節感・住んでいる方の特性・ブランドイメージ・を店の前を行き交う消費者に向けてどうやって訴えるべきかと考えて自分がVMDをしていました。その為に色彩検定の勉強をしました。その色と照明の織りなす微妙なハーモニーは、お客様の購買心理に繋がって行きました。それは、売上に大きく繋がりました。バーニーズでは有名な方がメインディスプレイを「夢の世界」に連れて行って下さいました。銀座の和光も銀座の顔となっています。グッチでもトムフォードの織りなす華麗な世界が全世界で統一イメージで作成されていました。醍醐味のある仕事だと常に感じています。
最近のニュースでは、東京の高尾山で紅葉が始まったようです。そんな秋だからこそ織りなす色のハーモニーを感じ取れる人が、きっと何人かいらっしゃると思います。秋は、木々の緑が黄色になったり、茶色になったり、紅くなったり、色々と変化します。そんな秋の色に敏感な方は、VMDの仕事へのチャンスを持った方かも知れません。
私をユニクロの世界に連れて行ってくれた人物も、アメリカのFITと言う専門学校でVMDの勉強をし、日本に戻り、UNIQLOのVMDを変えた北村文人氏でした。この彼とは不思議な「御縁」からでした。彼が大学を卒業した時にVMDを目指し、新卒でBARNEYSに入社したところから始まります。「販売」をしながら目標を持ち続け、彼と私の関係は、私の人事経験で初めて採用した男性社員であった事もあり「縁」その物です。今も私の人生の中で切っても切れない関係になっています。彼のVMDの感性はユニクロを大きく変えた原動力になっているのでは無いでしょうか?
VMDの仕事をなさりたい方も非常に増えて来ています。これも、専門能力と感性の融合なのでしょうか?時代が冷え込んで来たからこそ消費者の目線と''色の織りなす目線''のコラボレーションが
人の心を癒す力が必要なのかも知れませんね。
弊社では、今「VMD」を希望されている方の御登録をお待ちしております。企業もブランドを色々な側面からアピールして活気を取り戻そうとされておいでです。