被災地への支援は「ふるさと納税」システムが効率的
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今回のコラムはサイトの了解を得て更新しています。
熊本・大分の地震、被害が広範囲・長期間続いています。
被害を受けた自治体に、義援金を送金する効率の良い方法として、ご案内いたします。
皆様はふるさと納税のことを知っていらっしゃると思います。
このサイトで今回のような災害を受けた自治体への支援ができることを知っていらっしゃる方は少ないことが予想されるため、紹介いたします。
今回の熊本の地震災害で寄付をしようとされる場合、
ふるさと納税のシステムを使用すると、各自治体にダイレクトの支援金が届きます。
効率を考えるとこちらの仕組みは優れていると思われます。
・ダイレクトに当該自治体に現金を送付できる。
・寄付を募集する中間団体がありませんので、短期間で支援が届く。
・お礼の品がないため寄付した金額全額を自治体が使用できる。
・物品でないため、被災者に届ける・物流が必要ないなど無駄がない。
等々極めて効率的です。
現時点4/20 11時現在下記の自治体の受付窓口が設置されています。
他の自治体にも広がることを期待しています。
「ふるさとチョイス」には宇城市と菊池市の窓口が設置されています。
http://www.furusato-tax.jp/alert_list.html
「さとふる」は 南阿蘇村と菊池市が設定されています。
http://www.satofull.jp/static/oenkifu_kumamoto.php
いずれも、会員登録をすると便利です。
会員登録しないでも使用できます。
コンビニでの支払い、クレジットカード、銀行振り込みなど複数の入金方法が自治体によって指定されています。
文責
FP学会会員 吉野充巨
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