昼時にコンビニの前を通るか、たまに用があって店内に入ると、ランチを求める人たちで大変にぎわっている。
近所で道路工事や建築関係労働者、OLふうの女性などが、コンビニ弁当、カップラーメン、おにぎり、サンドウィッチなど買い求めていく。
…ゾッとする光景である。
みなさんはゾッとしませんか?
コンビニで売っているそうしたランチとか菓子類とかは、ほとんど毒だからである。
そんなものを便利だから、手軽だから、うまいからと日にち毎日食っていれば、いずれ癌になるだろう。
病院関係者には涎が出る光景なのかもしれない。
この連中がやがて、癌だの糖尿だの心疾患だので客としてやってくる 、ルンルンと。
せめて自宅で弁当をつくって来なさいよ。
自分でつくった弁当にも問題はあるけれど、コンビニよりははるかにましであろう。
さて、そんなコンビニを日本に広めて、日本人の健康をこわしてきた男が、近々退陣することとなった。
鈴木敏文。セブン&アイ・ホールディングス代表取締役会長で、経済団体連合会副会長なんかをやった男。
セブン&アイ・ホールディングスが後継社長問題でもめ、鈴木は会長職を辞任することになったという。
そんな問題は、勝手にしろ、であるが、マスゴミはやたらに報道する。毎日新聞は一面トップで報道していた。
アホか。
鈴木敏文は、コンビニをこれだけ巷に根づかせ、同社を世界有数流通企業に育てあげた最大の功労者 であり、
それがために勲一等瑞宝章や藍綬褒章までもらった。
そういう人物なので、経済関連の新聞や雑誌を見ると、めったやたらに出庭っていた。
インタビュー記事が多かったように思うが、大企業のトップらしく、実に人相が悪かった。
カネ儲けの才には長けていたのだろうが、日本の医療費を押し上げた悪業はこいつのせいである。
何が勲章だ。
安部司という『食品の裏側』の著者を招いて、水道橋博士と宮崎哲弥が鼎談をしているものだ。
安部司氏は食品添加物の専門商社の敏腕セールスマンだった。食品メーカーの悪辣な“手口”を次々に暴露していく。
痛烈な内部告発書であった。動画では、実際に、果汁をいっさい使わないでジュースをつくるやり口とか、人口添加物の粉だけでラーメンのスープをつくる手品が明らかにされ、もう慄然!
コーヒーフレッシュには牛乳なんて一滴も入っていない。常温で何日も保存できるのは不可思議だが、あれは植物油と水と添加物でできている。
おにぎりにも、どこで栽培したかわからないコメに10種類近い添加物が入っている。弁当についてくる醤油やソ ースも添加物で出来た偽物。こうしたコンビニで販売している総菜類は、インチキなのだ。
こんなものを食べ続ければ、病気になるのは必定である。
コンビニは、売れさえすればいい、食中毒さえ起きなければいい、コストダウンして利益をあげればいい、便利ならいい、健康的に見えさえすればいい、それだけで創られた食べ物なのである。
それを指示してやらせたのが鈴木敏文であった。
コンビニにあるのは食品だけではない。化粧品なんかもひどいものだ。
そういうものなら買う買わないは、消費者の責任だとも言えようが、許しがたいのはエロ本を陳列してあることだ。
コンビニには子供もやってくるし、年頃の子もやってくる。女性も大勢くるのだ。子供には見せられないし、 女性も表紙が目に入れば不愉快になるだろう。買わなくても目に入るように店側は陳列してある。
エロ本はおおっぴらに売って良いものではない。
なのにコンビニでは、白昼堂々並べてある。売れるからと、そういう商売をやらかしたのが鈴木敏文だったのである。
セブン&アイには、「オムニ7」なる用語があって、ネットショッピングのことを言っている。
オムニとは、英語で「全体」だという説もあるが、これはどう見ても韓国語であって、それなら年下の女性が年上の女性を呼ぶときにつかう「おねえさん」に当たる。
あそこが韓国企業かどうかは分からないが、こんな変な名称をつけるあたりは日本人のマインドではない。
しかも韓国系であることがわかるのは、セブン・イレブン店員のお辞儀の仕方である。
韓国式の「コンス」をやっている。両手を下腹部に置いて頭を傾ける。一説では皇后美智子が率先して流行させたとか。
日本式は、お辞儀するときは両手は両脚の脇に置くものだ。「コンス」はお上への屈従を示すものだ。真似るなんてとんでもない。
セブン‐イレブン商法の本質は加盟店オーナーを食い物にするフランチャイズシステムにあると指摘されてきたが、まともに実態を取材して記事にしたマスゴミはない。経営の神様だなどとヨイショするばかり。
オーナーたちは借金まみれになって自殺にまで追いこまれるケースも多いと聞く。
そもそも、朝の7時から夜11時までの開店で始めた当初から、年中無休であるし、オーナーにとって勤務は地獄であった 。
それがやがて24時間。おかげで商店街の昔ながらの小売り店は次々に廃業に追い込まれた。
安さ、便利さだけが追求され、私たちは多くを失った。
人間の皮にをかぶった悪魔とは鈴木敏文のことである。
我々の食生活を添加物まみれにした罪は重い。鈴木の母校、中央大学はこんな男になんと名誉博士号を賜った。
中央大学は本来、法科の専門学校だったが、添加物まみれの食品を作っても、店にエロ本を飾っても、たしかに法には触れまいが、法に違反しなければ何をやってもいいと教える学校だったのか。