その中でも、最近、流行りの「3大疾病保障特約付住宅ローン」は、死亡や高度障害状態以外に、「がん」「急性心筋梗塞」「脳卒中」にかかり所定の要件を満たせば保険金でローン残額を清算できると言う事を売りにした商品です。ただ、団体信用生命保険の保険料の様に無料かというと、そういう訳ではなく、別途、毎年の借入残高の0.2〜0.3%程度の特約保険料が必要です。
又、一部の金融機関の説明不足で良く勘違いされているのが、この特約さえ加入していれば3大疾病になれば、即、ローン残高が清算されると思っている方が多く居ます。実際にローンが清算されるケースを大まかに記載すると、がんの場合は、「上皮内がん」を除くがん診断が要件となります。又、急性心筋梗塞と脳卒中は、60日以上労働制限を要する状態などが続いたという医師の診断が要件となっています。これは、私達、業界人ならスグに分かるのですが、かなり厳しい条件と言えますね。
実際に住宅ローンを借りる際には、詳しく金融機関に説明を求め、ご自身の想いや考え方と合うかを考えた上で加入の是非を検討されるべきかと思います。
このコラムの執筆専門家
- 植森 宏昌
- (大阪府 / ファイナンシャルプランナー)
- 有限会社アイスビィ 代表取締役
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