- 宮本 陽
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対象:写真撮影
- 宮本 陽
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これいいな!と感じたタイミングで撮影ができる。
それがスマホカメラのいいところ。
その気軽さゆえに、撮影アクションそのものに対する感覚が鈍ってきてはいないだろうか。
いつでも、どこでも、誰でも、そして何に対してもカメラを向ける...。
更には、撮った写真をそのままwebに上げてしまう。
こうした行為そのものが、当たり前になり過ぎたかのかもしれない。
料理店ならば、オーナーに撮影許可を得るマナーは持ち合わせておきたいし、他人が構図内に入るならば、やはりここは撮影を諦める判断も必要になろう。
さすがに風景に対しては許諾を得る対象がないとは思うが、広告塔・看板など企業のロゴが入っていないか、構図の四隅まで見渡す余裕は欲しい。
四隅に意識が及べば、自ずと構図も洗練されてくる。
それが訴える力となり作品が語りはじめる。
撮影は神聖なる行為、などとは言わないが、自分が感じたものを残すための大切なアクションであるはずだ。
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