- 山崎 くみこ
- オハナ総研 代表
- 食事・栄養アドバイザー、心理カウンセラー
対象:夫婦問題
- 佐藤 千恵
- (離婚アドバイザー)
- 阿妻 靖史
- (パーソナルコーチ)
わたしは離婚の危機をどう乗り越えたのか?④
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④ああ、受け入れたくないけど、わたしがこの状況を作ったんだ。全面降伏。
わたしは、
自分が「愛されない」という思い込みをもって世界をみていて、
「愛されたいから」正しさを証明しようとしていたり、
「愛されたいから」人から認められたいと思っていたことに気づきました。
夫との心の距離をいよいよ縮めたいと思った時に、
「しっかりしていないわたし」も
「がんばれないわたし」も愛して欲しかった。
でも、これまでずっと頑張ってきたから、
「そうじゃないわたし」が自分で許可できなかったし、
「そうじゃないわたし」は愛されないのではないか、
そのことが怖くて、
そのことをみたくなくて、
忙しくしていたんです。
わたしは愛される価値のない女だと烙印を押されるのが怖かった。
でも、このままがんばるのももう限界。
そんな時に、「夫の浮気」という事件を二人で作り上げたということ。
そして、「がんばらなければ、わたしは愛されない」と思っていたからこそ、
夫を頼りなくすることで、自分の存在価値を証明しようとも思っていました。
と、思った瞬間、、、、、
これまでの夫への数々の無礼と、
実は、夫はずっとわたしのことを愛してくれていて、
それを受け取ってこなかったのはわたしの方なのではないか、
と気づいて、申し訳なさすぎて泣けてきちゃいました。
それからすこしずつ、私たちの関係性が変わってきました。
もうね、がんばることはやめたの。
正確に言うと、がんばらなければ愛されないの前提でいることをやめました。
そんな風に思えるようになったら、
世界が変わったように感じました。
夫が受け入れてくれたから、
ということも大きいと思いますが、
一番は
自分で自分に許可できたこと。自分の中でなかったことにしていた、
甘えたいわたし、弱音を吐きたいわたし、ダラダラしたいわたし、わがままなわたし、傲慢なわたし、残念なほどかっこ悪いわたしを「それもわたし」だと受入れたこと。
ほんと、革命的でした。
生きながら生まれ変わるような感覚。
それからは、外へ外へと向いていたわたしの意識は「内」に向き、
こどもと遊んだり、夫と他愛のない話をする時間も愛おしい日々です。
ダラダラ過ごすことも、前は時間の無駄とばかりに思っていたけど、
「それもまたよし」と思えたり。
甘えることができずにつっぱっていて、一人でも大丈夫だもんと思ってたけど、
いざ甘えてみたら、それも心地いいし、夫も嬉しそうだし。それでいい。
授かり婚で、全く人間関係のないところから、
いろいろなことを乗り越えていまに至るわたしが伝えたいことは、
そのことが、家族みんなの健康や、幸福や、ライフワークなど
さまざまなことへの基盤になる。
夫婦仲よくいることで、ほとんどの社会的な課題と言われているものを解決してしまうのではないかと思うほど。
だから、
コミュニケーションがうまくとれなくて寂しい思いをしている人には、すれ違っているだけだよと伝えたいし、セ ックスが心地よくないなら、心の開き方を伝えたい。妻だから、母だから、◯◯しなければ、にはまって苦しくなっている人には、そこから抜け出て自由に考えてもいいことを伝えたい。あのときはほんとうに悲しくて悔しくて、怒っていたけど、
こんなにも愛されて、満たされる毎日があるなんて。
自分でもびっくりしています。
おわり。
via 愛されて、うるおう。満たされる。
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