前回は、本物を見分ける為には与えられた情報の「どこまでが真実であるか?」、又「どこまでイメージ操作されたものなのか?」というものを見分ける眼を持つ事の大事さと、
情報には「目に見えるもの」と「見えないもの」があるというお話しをさせて頂きました。
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ちなみに私が何かを見極める時は、その "目に見えない情報" の方を大事にしております。
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つまりそれは、その人の話されたり書かれているものからの言葉や知識、経歴や実績やデータというもので判断するのではなく、その方の人相(顔相)や身体全体から放たれている "雰囲気" を視るという事です。
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これはとても大事な事です。
何故ならこの世は目には見えない「波動」というエネルギーが存在するからです。
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私達はどうしても何かを判断する時に "表面のものにしか目が行かない" という癖があり、
ついついその方が豊富に持っている専門的な知識やプロフィール(実績)、そして他人が評価したとされるデータなどで判断される方は多いと思いますが(勿論それも一つの目安ではあります)、
実は「目に見えないものを感じ取る眼」の方が、その人となりと、その方のお伝えしているものの本質を知る一番確かな判断になっていたりするのですね~。
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つまり、それは例えば「指導を受ける時には、その指導者の波動も一緒に受け取る」という事なので、その方の指導を受け入れるという事は、その "指導者の様な雰囲気に自分もなって行く" という事でもあるのです。
これはオリジナルの所では同じ内容のものを人に指導されていたとしても、指導する人間が違えば(内容は同じに見えても)波動が変わるという事です。
例えば同じバレエを教えるお教室であっても、教師によってそのスタジオの生徒達の雰囲気が全然違ったりするのは、この教室の指導者の波動というエネルギーを生徒達が受け取っているという働きがあるからなのですね。
つまり元がどんなに良い教えや指導であったとしても、それを伝える指導者の放つ、この眼には見えない想念波動というものを実は私達は感覚でキャッチしていて、無意識に自分にエネルギーとして取り入れているという事になるのです。
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ですので、もし私が或る人から指導やアドバイスなどを頂いた時には、単にその方の正しいとされる知識や、綺麗で立派である言葉の内容からだけでは判断せず、
自分の中で私情を抜き、その方の伝えて来る真実の部分だけを見極めると共に、
「自分はこの人の様な雰囲気になりたいか?」という視野を常に持ちながら、その方の指導やアドバイスを自分に受け入れるかどうかの判断をする事にしており、
もし相手の波動が自分の求める質とは違うと判断した時は、その内容の事実の部分は受け取ったとしても、その相手の波動は受け取らない様にするのです。
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例えばダイエットでも美容法でも健康法でも、確かに痩せたり肉体改造されて一見見た目は美しくなれたとしても、
どこかその方の持つ雰囲気が、自己中心的で周りへの配慮がなく「ツンケン・ギスギス・トゲトゲしている」とか、「自己顕示欲の塊でガツガツとしている」とか、「年中強迫観念に駆られた様に余裕や落ち着きがない」とか、「どこか雰囲気に清潔感がない」という波動を発しているのであれば、
私に取ってその方の行っている指導というのは、果たして「本当は何を目指したダイエットや美容法や健康法になっているのかな?」という事でもあるのです。
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私の大好きな季節である秋。そしてこの写真の神秘的な風景~♫
白樺の木って、どうしてこんなにロマンティックなのでしょ~?~ ♡
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ちなみにこの年のカレンダーの写真があまりに美しかったので、12月分の写真を全て切り抜き、それを額に入れたものを居間に飾り、四季折々に模様替えをして楽しんでいる私でして、
それがここの所の私のコラムのテーマのイメージにとても合うので、季節に関係なく順不同にご紹介しております♫
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絵や写真にも、それを描かれたり撮影された方の波動が入っているのですね~。
ですので作品を観れば、それを描かれた方や撮影された方の心の状態=波動というものが伝わって参ります。
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同じ風景を撮っていても、撮る人によって「センスの良い綺麗な写真」になったり、「どこか野暮ったい写真」になったり、「何となく暗いイメージの汚らしい写真」になってしまうとか、
「どこか作品に温かい温もりが感じられる」とか「何となく冷たい空気が感じられる」などいう違いが何から来ているのか?というのは、やはり、その撮影者の方の心から発せられる「波動」が写真に反映されるからなのでありましょう。
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そしてこの様な波動の法則は、実はどの様な「職場」や「商品」にも働いているという事実があります。
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でも写真の好みが人それぞれである様に、人はそれぞれ生きている場所(波動)の違いというものがあるので「何を美しいと感じるか?」「どういう波動を心地好いと感じるか?」という感性も人それぞれになるのですね。
皆、大概はご自分に近い波動に居心地の良さを感じる方が大半であるというのは、「ご自分の美意識がどこに在るのか?」という事から来ており、
それにより人間や物事の全体を観る時の「美しい」という基準も変わって参りますからね~。
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結局「自分に取って "本物" とは何か?」というそのお答えは、やはり各自の「自分の中にしか無い」というのが結論という事にはなるのですが、
でもこれでは、すべてが漠然とした "何でも有り" の結論にもなってしまいますよね?
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実はこの様に、私達の基準というのはとても曖昧なものなのです。
それは何故かと言うと「常に変化する心が決めている」という流動的なものだからです。
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ですので「自分の中」と言っても、「"その時の" 自分の中にしかない」というものでもあるので、
つまり基準とは「有って無い様なものでもある」という一面もあるのです。
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その様な流動的な心を持っている人間でありますから、私達は成長するにつれ、過去に自分が「美しい」とか「カッコイイ」と感じていたものが変化して来る動物でもあるのです。
その様な事から、人によっては「自分の基準ですら訳が分からなくなって来てしまう」という事も起きて来て、判断に迷われてしまう方が多かったり、又「芸術というものが理解できない」と思われる方達も多いのではないかと私は思います。
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ちなみに、もしその様な曖昧なものに迷ってしまった時、私には判断に役立つもう一つの基準の眼となるものがあります♫
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それでは次回は、常日頃私が「本物を見分ける基準の眼」として大事にしているそのもう一つの観点を、皆様にお伝えしようと思います♫
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このコラムの執筆専門家
- 大園 エリカ
- (東京都 / クラシックバレエ教師・振付家)
- 舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ
natural & elegance
長年プリマとして国内外で活躍。現役引退後は後進の指導とバレエ作品の振付けに専念。バレエ衣裳や頭飾りを作り続けて得たセンスを生かし、自由な発想でのオリジナルデザインの洋服や小物等を作る事と読書が趣味。著書に「人生の奥行き」(文芸社) 2003年