新発見。BLOGさんのサイトより
http://shinhakken-blog.seesaa.net/article/421168247.html
<転載開始>

June-2013-Monsanto-.jpg

遺伝子組み換え(GM)作物、食品の販売=モンサント社に対して起こっている各国のデモの拡大をみると、ここ近年は特にGMが世界的規模の問題となっていることが分かります。

世界で日本人が一番GM作物を食べているという事実があるにも関わらず、その事実も知らない日本はこの問題に対して意識が薄いままです。
(参考:健康になるためのブログさん リンク【ショック!】世界で一番遺伝子組み換え食品を食べてるのは日本人って知ってました?)

その理由は、やはりメディアが正確なGMの情報発信、今起きている世界の反応を報道していない点とGMが入った多くの食品でもGM非表示可能なため食品メーカーも大きく情報公開しない点があげられます。結果、知らぬ間に多くのGMものが日本人の口に入っているのです。

また、そもそも「遺伝子組み換え」という言葉は、聞いてすぐピンとこないよく分からない意味合いなので、消費者は思考ストップ状態となり、何が問題なのかということ自体を容易に理解できないのです。

では、改めて何が世界で騒がれているのか。世界の市場を牛耳っているモンサント社の遺伝子組み換えで何かと問題となっていることをもう一度整理してみました。



遺伝子組み換え(GM)作物で問題となっている2つのこと


いろいろ調べてみても何やらややこしいことが書かれていたりしますが、単純に2つのことが恐ろしい問題でしょう。

gmo_apple.jpg1.GMは、生き物(作物)が本来持つ遺伝子を勝手に人工操作して通常の自然界には存在しない作物に作り変えられた食べ物であること。

モンサント社が作り出したGMは、自然界の害虫や雑草が死滅する農薬をまいても枯れずに育ち続ける作物です。


roundup_monsanto_032115.jpg2.モンサント社はGMと一緒に強烈な毒農薬(ラウンドアップ除草剤)をセット販売し、作物を育てる際に使用することになっています。

この除草剤はWHOのがん研究外部組織が「発がん性が認められる物質」であることを認めているものですが、実際ベトナム戦争で使われた枯葉剤の化学物質にも耐える種を開発しているため、今後はより危険な農薬が使われる可能性が常にあるのです。


もし自宅の家庭菜園でこの除草剤をまきながらGM作物を育てて収穫したトマトやナスを笑顔で食べられますか?やっぱりしかめっ面になり躊躇しちゃいますよね・・・。でも店頭に並ぶとあまり意識が向かない。これが実態です。


遺伝子組み換え(GM)問題は作物だけが問題ではない


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この2つの問題を考えると遺伝子組み換え作物の不自然な食べ物自体の問題以外に意外と知らされていない農薬の問題があるのが分かります。

雑種の草を死滅させる農薬をまき、それに耐えられる作物をつくる。それは、危険な農薬漬け作物であることに加えて、自然界では普通死ぬ作物が遺伝子操作で生きている。それを大量生産して消費者の口に運ばれる。普通で考えたら進んで食べたい人なんていないのでは??

また、米国で主流となっている遺伝子組み換えトウモロコシや大豆などがバンバン日本に輸入されており、牛や豚などの家畜飼料や、お菓子、植物油など様々な加工食品、加工原料として使われて形を変えて食卓に並んでいるのです。

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↑このマウス実験の写真は有名になりました。これはマウスにGM作物のトウモロコシを食べさせた結果、巨大な腫瘍ができたという実験結果です。

しかしこれには後日談があり、研究の信ぴょう性に疑いがあると指摘されGM作物が危険であるレポートは問題視されず(実際、消費者はしていますが政府機関や食品安全の管理組織はせず、ということですね)加熱報道が沈静化されることになります。


NON-GMO(遺伝子組み換えでない)食品を手に入れるために


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↑現在、アメリカでは遺伝子組み換えでない商品を選ぶ消費者が多くなっています。NON-GMOという表記が商品の安全性・安心性を訴える最も効果的な表示となっているので、多くのメーカーが遺伝子組み換え作物を使わない商品を販売するようになってきています。

日本では国の審査によりGMは安全性を確保していると言われています。食品添加物や薬も全て国の基準で認可されます。結果、多くの人がこうした化学物質、薬品の影響を受けて現代病に侵されていきます。(GMに限らず多種多様な微量の毒素が継続的に体内に入るため、病気の因果関係を特定できないだけにすぎない)

消費者がGM商品を買わないというはっきりした意思表示をすることで、メーカーも消費者が求めていない商品を作れなくなります。消費者の無関心がモンサント社をはじめ遺伝子組み換えの推進企業にとっては都合がよく、大手を振って世界市場をリードし、儲けることができるのです。

ところが、いま世界で起こっている数々のデモや消費者の声は政府やモンサント社にとって非常に動きづらい状況となっていくでしょう。そして、騒がない日本、何も知らない日本人は今後TPPや農業改革の波にのまれ格好の市場拡大ターゲットとなることでしょう。

このままで本当にいいのか!? 世界で待ったなしのGM作物世界制覇計画がはじまっています。




<転載終了>