生田斗馬さんが20才の頃共演されていた柴田恭平さんに
謝罪したい思いがあると番組に出演されていました。
撮影が一緒になった帰りは柴田さんの高級車で送ってもらい、
車中2人でビールを飲んでいたという生田さん。
ある時車内で居眠りしてシートにビールをこぼしてしまったが
言い出すことが出来ず、そのまま車を降り、今まで10年間
黙っていたという内容でした。
それに対して柴田さんが生田さんへ宛てた手紙。
「それは斗馬の勘違いです。ビールをこぼしたのは僕だったんです。
だから気にしないでね。」
という内容のもの。
大丈夫だよと許すのではなく、そんな事実などなかったということに
してしまい、さりげなく相手を気遣う優しさ。
この番組を見た時、なるほど…と思わずにはいられませんでした。
柴田さんのキャラクターは<earnest>
人柄がよく、熱意をもった人。
相手の気持ちを汲み取り、相手の立場に立った心配りの出来る
キャラクター。
シートが汚れてしまった…という自分の感情より、
先輩のシートを汚してしまい、どうしていいか言い出せずに困っている
のでは…という相手の立場にたった配慮をした柴田さん。
そんなさりげない大人の対応に、出演者達は自分とはランクが違う
というようなことをおっしゃっていました。
キーワードは“相手”。
自分主体ではなく、相手の立場にたてることが<earnest>自身の持つ
魅力を輝かせてくれます。
mika