右側のガラス枠は大正時代の製作だそうです。
なんと104年前になります。
左側は同じ形の新しいガラスかまちです。
断面が小さいためこのままでは丁番を取りつけることができないので
ナラ無垢材の框をぐるりとまわし、幅をもたせます。
こうしてまた大事に扱われ新しい時を刻んでゆきます。
手を掛けるって良いですよね。
壁紙だった所を塗り壁にかえたことも又然り、
比べものにならないくらいやはり良い雰囲気になりました。
経年してからの質感は「カンタン」でないもののほうがダントツ良いですよね。
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このコラムの執筆専門家
- 中村勝己
- (広島県 / 建築家)
- 中村勝己建築設計事務所
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