こんにちは(^^♪
夫婦のためのカウンセラー:中西由里です。
「狙ったわけではありませんが、なぜか家庭のある人ばかり好きになってしまいます。自分の気もちを伝えることも出来ないので、いつも片思いばかりです」
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恋愛相談で比較的多く寄せられるお悩みです。
人の心は、過去に抑え込んだ感情に気づいて欲しくて、とても巧妙に色々なことをします。
抑え込んだ感情と同じ気もちを感じるような出来事を引き寄せたり、同じ気もちを感じるような状況を作り出したり・・・
例えば子どもの頃、両親の仲が悪かったという女性。
お母さんがとても辛そうで、いつも可哀想なお母さんの味方をしてきました。
お母さんのことが大好きだったんですよね。
でも、同じくらいお父さんのことも大好きでした。
だから本当は
「パパ、大好き~!!」
ってやりたかったんです。
でも、そんなことをしたらお母さんが悲しむってわかっていたから、我慢してしまったんです。
私が好きな人にストレートに愛を表現したら、私のせいで傷ついてしまう人がいる。
だから彼女は、好きな人に好きと言うことを自分に禁止してしまいました。
時は流れ大人になった彼女は、なぜか家庭のある人にばかり惹かれるようになりました。
「なぜいつも人様のものばかり好きになってしまうんだろう」
彼女は自分のことを「卑しい女だ」と嫌うようになりました。
でもこれは、子どもの頃の再現なんです。
もし彼女が、思いを寄せる男性にストレートな愛情表現をすれば、奥さんが傷つきます。
だから、彼女は自分の恋心を封印していたんです。
かつてお父さんへの思いを封印したときとそっくりじゃありませんか?
子どもの頃にオープンに出来なかった、お父さんへの思い。
閉じ込められたこの思いが、彼女に
「ここにいるよ、ちゃんと見て~」
と気づいて欲しくてこんな状況を作り出しているのだとしたら?
あの頃抑え込んだお父さんへの思いを
「そっか。私はパパのことが大好きだったんだよね」
って、感じてあげることができれば、誰かを傷つけるような愛を選ぶ必要がなくなるわけです。
直接お父さんに言わなかったとしてもね。
すべての女性をヒロインに
ふぃ~めぇる・みしま 代表 中西由里 でした。
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