「大人の肯定感について」という有意義な質問を頂きました♫ ① - 心・メンタルとダイエット - 専門家プロファイル

舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ
東京都
クラシックバレエ教師・振付家

注目の専門家コラムランキングRSS

対象:ダイエット

佐久間 健一
佐久間 健一
(ボディメイクトレーナー)

閲覧数順 2024年04月26日更新

専門家の皆様へ 専門家プロファイルでは、さまざまなジャンルの専門家を募集しています。
出展をご検討の方はお気軽にご請求ください。

「大人の肯定感について」という有意義な質問を頂きました♫ ①

- good

  1. 美容・ファッション
  2. ダイエット
  3. 心・メンタルとダイエット

私は昨日、「大人の肯定感について」というご質問の問い合わせを頂きました。

 

このご質問を頂いた時、私はとても有意義なご質問だと感じました。

ですのでご質問者様の承諾を得て、今回のコラムでご紹介させて頂く事になりました♫

(^^✿

 

 

 

☆質問者様からのご質問☆

 

こんにちは。

 

コラム拝見させていただきました。すごく考えさせられたり、納得したりな気持ちです。

1つ質問ですが、大人になってからの自己肯定感ってどう高めていくのが一番よいと思われますか?

 

色々自分なりに調べて、ありのままを受け入れつつ、ダメなところも受け入れてって思いますが、継続して思い続けるのが難しいです。よろしくお願い申し上げます。

 


 

 

 

 

☆大園エリカの回答☆

 

初めまして。

コラムを読んで頂いて光栄です。ありがとうございます。




早速「大人の自己肯定感を持てる様になる為には」のご質問に付いてですが、

大人は子供よりも長く生きている分、無意識に長年習慣化している思考癖が有るので、なかなか苦労する部分があると思います。

 

実は私も、特にこの数年間人生で色々な試練が有り、正にそれを試されている様に感じる事が多かったので良く解ります。

多分これは人間が生き続けて行く限り卒業という事は無く、段々バージョンアップされて行くのだろうなと私は思っているのですけれど。



これは大人も子供も変わらないのですが、私達が根強く持ってしまう「自己否定」というのは、両親を始めとする周りの「自己否定」をしている人間達により育てられた中で培われたものであり、そして自分ではそういう自覚が無い、つまり洗脳されている所から生まれています。

 

ですが、これはご両親もその様な環境で育てられて、その又両親も…という連鎖から生まれて来ているものなので、これを私は「家系のカルマ」と考えるのですが、

 

ではその洗脳をどの様に解いて行くのか???というのは、結局は最後は自分が自分の親になり、自分で自分を育てて行くという感覚で生きる事ではないかと私は思います。

 

その時に自分の思い癖の元である、親だとか子供だとか兄弟姉妹だとか、教師だとか生徒だとか、恋人や夫婦、上司先輩後輩、友人等々という、全てのそういうものの観方を意識から外して、自分を含めて全ての人間を第三者の様にクールに「一人の人間」として観察する眼というのが大事になると思うのです。


 

 

つまり「情でものを観ない」というものの観方ですね。
それは冷たいという事とは違い、つまりは全ての人を平等に感じて捉えるとでも言いましょうか。

 

その様な眼を養わないと、なかなか人間にはものが真っ直ぐに観えないものなのですが、何せこの世は9割の方達が「情」でものを見ておりますから、私達はそういう「自己否定」をされている人に囲まれて生活しているとも言えるのです。



そういう中で「自己肯定」を保つのは至難の業であるのです。

 

何故ならそれは、自分以外の全ての人がNOと言っている中で、自分一人でYESと言い続ける様な孤独感と、そして勇気がいるからですね。

それが怖くて、殆どの方が「洗脳」の中で生きる事を無意識に選ばれている気が私には致します。



 

結局最後は


「自分をどれだけ信じられるか」

「自分だけは自分の味方」

「自分が自分の一番の友達になる」




大人の肯定感とは、その様な感覚ではないかと私は思います。





 

大園エリカ

 

 

 

 

(※次回へ続きます♫)

 

 

 

 

 

 

これは昨年の夏に公園で撮った写真です♫

都会の中で不意に視界が開ける、そんな感じの綺麗な空でした♫

(^^♪

 

 

 

 

 

 

 |  コラム一覧 | 

カテゴリ このコラムの執筆専門家

(東京都 / クラシックバレエ教師・振付家)
舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ

natural & elegance

長年プリマとして国内外で活躍。現役引退後は後進の指導とバレエ作品の振付けに専念。バレエ衣裳や頭飾りを作り続けて得たセンスを生かし、自由な発想でのオリジナルデザインの洋服や小物等を作る事と読書が趣味。著書に「人生の奥行き」(文芸社) 2003年