- 橘 凛保
- 社団法人橘流恕学アカデミー 理事長 講師
- 東京都
- マナー講師
対象:婚活
- 舘 智彦
- (しあわせ婚ナビゲーター)
小学校1年生茶道
《実施回数》
5月から3月までの計9回(8月除く)
《目的》
茶道の「恕」の精神を少しずつ感じ取ってもらうことを目的としてお引き受けしました
「恕」とは相手の身になる 相手を受け入れる
茶道を通して 少しずつ 感じ取ってもらう
《指導に当たっての配慮》
放課後スクールという状況の1年生の心と体への気遣い
ついこの間までは,保育園でお昼寝をしていたであろうことも考慮し
ナーサリーな部分も必要な年齢である
5月当初と3月最後までの成長の差も考慮しつつ指導にあたる
茶道といっても堅苦しいことではなく「心を伝える」こと
畳の部屋でくつろぎながらも、「恕」の心を少しずつ、感じとって貰うこと
《具体的な目標》
①和室での振る舞いを学ぶ
和室の靴の脱ぎ方・上がり方を身につける
すり足であるく意味を知る
畳の座り方を身につける
②お茶の心「相手を重んじ相手を想いやる」を感じる・考える
「人の前を通らない」のなぜを感じる・考える
「お茶碗を回す」意味を知りやってみる
「お先に」の心を学び、やってみる
「どうぞ」の心を学び、やってみる
きれいな言葉を使う気持ち良さを知る
③お茶とお菓子をおいしく頂く
点ててくれた人、運んでくれた人への感謝を表す
おいしいお菓子を選んでくれたことへの感謝を表す
④季節の室礼をする
行事の意味を知る
2月現在・・・
本当にこの子たちはすばらしい
素晴らしい成長をしてくれました
信じて 少しずつです
叱る必要はない
信じてあげること
お家に帰ればいろいろあるのでしょう
学校ではいろいろあるでしょう
でも
ここでは叱らない
お手本を見せることだけ
いつか気づいてくれると信じるだけ
稽古とは
稽古という言葉の成り立ち
稽は「考える」の意味があるそうです
漢字そのものの成り立ちからいうと
のぎ編は稲穂
尤は留める
旨は行き着く
穀物の成長が行き着くところまでいって留まるの意
子どもたちには
ひとつひとつの所作を感じ取り考えて
いきつくところまでグングン成長してほしいのです