- 上林 登
- 大阪府
- パーソナルコーチ
対象:コーチング
思いどおりに生徒を集めることができたら良いと思いませんか?
どこも生徒募集は厳しい状況のようです。
昨年もやるだけのことはやったので、打つ手が思いつかない。
でも、このままだったら、更に後退することになる。。。
他も同じ状況だと思うが、競合校はどうしているのだろう?
来年度からどうしょう?
何をすればいいのだろう?
何か良いアイデアがないだろうか?
このように、思案されていませんか?
でも、考えれば考えるほど、深みにはまっていきます。
どうしてだと思いますか?
それは、「どうして生徒が集まらないのだろう。」と悪い状態をイメージするからなのです。
悪い状態にフォーカスすると、心も暗くなりませんか。
そんな時に、出てくる答えといえば、先ほどのように、「何が悪いのだろう?」と考えてしまいます。それでは、前向きには考えられなくなってしまいます。
いわゆる「行き詰った状態」です。
行き詰った状態では、考えても考えても、マイナスの思考しかできません。
「何が悪いのだろう?○○が悪いが変えることが出来ない。出来ない。。。」と、こんな感じでしょうか?
こんなふうに行き詰ってはいけません。
そうならなためには、「いいアイデアが欲しい。」と考えるまえに、この状態を変えることが大事なのです。状態は感情です。感情を変えることが重要なのです。
そして、
アイデアがあれば、生徒募集でも成果を上げられるかもしれません。
アイデアがあれば、生徒募集だけではなく、いろんなことを変えることが可能です。
それほど凄いものでも、アイデアというのは考えそのものです。空想です。
ですから、アイデアは無限にあります。
生徒募集のセミナーをしていても、参加者から「具体的な生徒募集の方法を教えてほしい。」と質問されることがありますが、それって、「私の脳では何も考えられません。」と言っているのと同じことになります。
今、この記事を読まれているあなたは、学校関係者だと思いますので、私が何をお伝えしているのかすぐに理解できると思います。
授業で生徒に「この問題を解いてみてください。」と言った時に、生徒が考えもしないで、即刻、「私には無理です。先生、答えを教えてください。」と言うのとまったく同じことです。
思考することをストップしたら、問題を解くことは皆無です。
分からなくても、問題を解こうとするから答えを導きだすことが可能になります。
問題を解くことをストップする人と解こうと努力する人の違いはなんだと思いますか?
それは…
思考をストップする人の脳の中では、真っ先に「自分にはできない。」と無意識に考えてしまっているのです。
ところが、解こうとする人の脳の中はこうです。
「私には解ける。」と思う人。「出来るかもしれない。」と考える人です。
だから、この人達の頭の中では、問題を解くために神経が駆け巡ります。
「どうすれば、この難題が解くことができるだろう?」
この時、もし問題を解ければ、どんなルールを使っても良いと言われたとしたら…
すぐに思いつくのが、
・カンニング
・出来る人に教えてもらう
・参考書や問題集を買う
・必死になり、できるまで他のことをしないで問題を解くことだけにフォーカスする。
考えれば、まだまだあるでしょうが、数秒考えただけでもこれだけ思いつきました。
これを生徒募集に当てはめてみてください。
カンニングというのはいけないことですが、生徒募集に当てはめるとこうなりませんか?
上手に生徒募集している人のやり方をモデリングすれば良いのです。
そのやり方が、自校にそのまま当てはめることが困難であれば、工夫すればいいだけです。
頭を使えば、いくらでも出てくるはずです。
生徒募集のアイデアを持っている人にお金を払って教えてもらえば、よけいな心配ごとから離れることができるので、教育や経営に集中できるかもしれません。
セミナーや本でマーケティングを学ぶ方法もありますが、複数の人や職業を対象にしている話は、貴校の生徒募集にとっての具体性に欠けます。
漠然としたアイデアよりも、自分の学校にカスタマイズしてアイデアがあれば、成功もイメージできるためモチベーションが上がります。
自分でトライ&エラーを繰り返して努力するという方法もありますが、いつ成功するか分からない(失敗リスクがある)ので、これほど現実的でない方法はお勧めできません。
上手くいくまで、何年かかるかも分からないので、経済的にどれだけ損をするかもしれません。
ご参考になったでしょうか? どれが良いのかすぐに理解できたと思います。
しかし、まだ話は半分しか終わっていません。
あなたが、最も困っている「行き詰った状態」から抜け出すために重要なのは、生徒を集める方法論ではないのです。
「行き詰った状態」から抜け出すには、あなたの感情を良い状態にすることだと思いませんか?
感情をコントロールすることが出来れば、一瞬に今の状態を変えることが出来ます。
自分の状態が変われば、思考も行動も変わります。
モチベーションが上がってワクワクした感情を起こすことができれば、プラス志向のアイデアが泉のごとく湧き出てきます。
決していい加減なことを言ってるわけではありません。
毎日、私も仕事に取り掛かる前には、先ずモチベーションを上げるために散歩します。
ただ歩くだけではなく、「何を得たいのか?」、「それは何のためなのか?」、「それを得るために今日何をするのか?」と、自分自身と会話します。
そのことで、モチベーションを高めていきます。すると、「今日何をしよう。」「これもしよう。あれもしよう。」とアイデアが湧いてくるのです。
もちろん、やる気が出れば、学校の内外で協力者が出てきます。
大きなアイデアを実行するためには、力強い協力者の存在が必要です。
あなたのモチベーションが周囲にも影響を与え、その輪が大きくなるのです。
今回は、ここまでとさせて頂きますが、
もっと、生徒募集のアイデアを知りたい方は、学生を集める学校コンサルタントのブログ もご覧下さい。
ヒントが見つかるかもしれません。
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