雨漏りストップ!ひび割れだらけの屋上防水 - 各種のリフォーム・増改築 - 専門家プロファイル

曽根 省吾
株式会社塗装職人 代表
神奈川県
一級塗装技能士

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対象:リフォーム・増改築

森 幸夫
森 幸夫
(代表)
木下 泰徳
(アップライフデザイナー)

閲覧数順 2024年04月26日更新

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雨漏りストップ!ひび割れだらけの屋上防水

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数十年何もしていないひび割れた屋上を、防水工事で蘇生。

これまで状況によっては雨漏りが何度か発生。

施工前は下地が非常に荒れていましたのでモルタルを全面にコテにて補修。

保護モルタル特有の劣化したシンダーコンクリート目地を撤去してメッシュクロスでひび割れ(クラック)とともにシール補修。

良く十字でプラスチックのものが埋め込まれていますよね。

アレです。


目地を設けて地震や建物自体の挙動があっても、ひび割れを全面に発生させないために設置されているものです。

そこにシールとメッシュ状のクロスを貼ることによって、クロスがウレタンに伝わるひび割れのエネルギーを減少させ吸収してくれます。


排水口は錆びづらくも劣化しにくい鉛ドレンに交換。

プライマーの塗布後は自着シートで絶縁処理。

下地はモルタルにて全面補修をしましたが、その上からウレタン防水するには湿気の問題や下地の強度的なものも考え、一枚シートをかませてからウレタンほ流して防水した方が耐久性はグンと上がります。


そうすることによって、下地がどんなに荒れていようが、ウレタン自体に悪影響がないということです。

特にウレタンは硬化してゴムになる前は液状ですから。

ひび割れだらけの荒れた下地の上からでは都合が悪いです。

シートを貼ることによって耐久性が良くなるのはわかると思います。


下地からの湿気逃がしのために脱気筒を取り付け、それからはじめてウレタン防水をします。

サラセーヌという材料にてウレタン2層を流して、トップコート仕上げです。

工事後に施主様から強風の雨天時でも雨漏りなしとのご報告です。

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