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閲覧数順 2024年04月18日更新

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心の免疫力を上手に使う

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セルフ・ヘルプ 思考・言葉・行動 (Thoughts, Language, Action)
身体の免疫力は、私たちをさまざまなものから
守ってくれるものですね。免疫力がないと、

ココロと身体はつながっているから、身体の免疫力が
上がれば、心のほうも必然的にあがってくるはず。

でも、ココロにも自分で意識的に免疫力をつけることは
可能です。

果たして、どうやって?

まずは、あなたの心の免疫力をどう捉えますか?
あなたにとっての心の免疫力とはどんなものでしょう。

たとえば、ヘコまない、落ち込まないこと?
クヨクヨしない精神力のこと?
前向きでいる能力?

こうして考えると、たくさん出てきそうですね。

まず、〜しないように自分を守ることは大事です。

たとえば、落ち込まないように傷つかないように、
前向きなココロを普段から持つ、というように。

でも、どんなに前向きで明るい人でも、人間だから、
傷つくことも絶対あるし、ヘコむことだってある。

悲しいこともあるし、自分ではどうしようもないことも
起きます。

ときに、落ち込むこともひとつのプロセスになるし、
悲しむことも苦しむことも、実は次へのステップなのかも
しれません。(もちろん好んでそうなるわけじゃなくても)

思いっきり泣いたとき、スッキリするときもあるし
怒りも発散したら楽になれたりしますよね。

そういえば、筋肉が鍛えられるメカニズムを
知っていますか?

筋肉は、重量など負荷をかけて動かすことで、筋が
一度破れて傷つきます。そして、それが治る過程で、
筋肉が以前よりも太く強くなるんですって。

筋肉のその傷が治るのには、48〜72時間程かかるので
毎日がむしゃらにやるよりは、1日ほど置いたほうが
効果がある、といわれています。

きっと心も同じように、傷ついたり悲しんだり、そこを
乗り越えてくるところで免疫力はついて、強くなれます。

だから、何でも〜しないように、と自分を過剰に守るよりも
ときにそうした「傷」にさらすこともアリ、なのかもしれませんね。

また、免疫も上手に使わないと、ときに自分に対して
バックファイアするときがあります。

身体でも、自己免疫疾患といって免疫力が自分の中の
正常なものにも間違えて働いてしまうのがあります。
心もそう。



たとえば、クヨクヨしちゃいけない、とか
前向きでいるべき!がんばらねば!というような、
「have to」、「must」、「should」、「should not」
なんてのが入ってくると、どうでしょう。

確かに前向きでいるべし、だし、クヨクヨしないほうが
健康にもいいのですが、人間は不思議なもので
そこに、「しなくてはいけない」というような強要性が
入ってくると、反応が変わってきます。

クヨクヨしたいなら、してもいいのです。
落ち込みたいときもきっとあるから、そんなときは
落ち込んでみるのもいいのでしょう。

長引くとあれこれ支障が出るので、長引かないように
したいだけ。

それに前向きでいることは、いいことだけれど、
常にそうでなければいけないわけじゃないし、
強制されるものでもありません。

意識的な心の免疫力を育てて、自然に必要なときに
発揮できるように、落ち込むのもクヨクヨするのも、
あまり長引かないように、上手に使っていきましょう。


このコラムはこちらからもご覧いただけます。
→ http://blog.livedoor.jp/mikiogura/archives/51436372.html

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