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- 岡本 興一
- ウィジット株式会社 代表取締役
- ITコンサルタント
何も、貴社が狙われているわけではありません。
今のインターネットの世界では、特定の相手を攻撃するわけではなく、守られていないPCがあれば、お構いなしに感染させようと襲いかかってくるのです。
そのため、アンチウィルスソフトの利用は必須と言えます。
なぜなら、とんでもない損害賠償請求を受ける可能性があるからです。
それは、決して他人事ではありません。
「自分の会社には、そんな漏洩して困る情報はないから大丈夫」とタカをくくっていてはとんでもないことになりかねません。
なぜなら、最近のコンピュータウィルスは、感染したPCから情報を盗む行動をするというよりも、感染したPCを使って、特定の企業や行政機関を攻撃するものが多いのです。
それが、金融機関であったり、軍関係施設だったりするのです。
そうなると、感染した被害者のはずが、加害者になります。
しかも、日本国内ではなく、海外に対して行われると、日本の法律や常識では考えられない法的処罰が科せられる可能性があるのです。
そうならないためにも、最低限のエチケットとして、保険として、ウィルス対策ソフトを利用するべきなのです。
なお、企業として使うのであれば、企業用のウィルス対策ソフトを利用するべきです。
どんなソフトを選定するかは、ウィルス対策ソフトは何を選べばいいのか？（企業編）をご覧いただければと思います。
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岡本興一
