「ワークライフバランス」という落とし穴・・その2 - キャリアプラン全般 - 専門家プロファイル

再木 奈生
ヒューマンリクリエイト 代表
研修講師

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閲覧数順 2024年10月09日更新

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「ワークライフバランス」という落とし穴・・その2

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言葉の持つ力 ワークライフバランス
「再木さん、うちの夫婦ちょっと危ないかも・・」と
知り合いが言い出すので驚きました。
彼女のところは、30歳代の共働き夫婦です。

「どうしたの?何かあったの?」と訊いたところ、
こうした感じのことを言っていました。
(この話を書いていいかの許可はもちろん得ていますが
 個人の特定を防ぐために、表現を変えています)

夫婦がお互いにお互いの仕事を認め合っていることもあって
二人ともとにかく仕事に喜びを感じて無我夢中でやってきた。
休日といっても夫婦揃って同じ日を取る
というのも難しくて毎日がすれ違い。
それでも、たまに一緒の時間ができれば
その時間を大切にしていた、と彼女は言います。
そして、彼も同じ気持ちでいた、と思っていたそうです。

ところが、ある日、彼が急に
「君は、ワークライフバランスが少し悪いんじゃないだろうか」
と、言い出したそう。
彼いわく「そろそろ子どもも欲しいし
もう少し、仕事の量を減らして、家庭のことを返りみて欲しい。
せめて、僕が休みの日には仕事を入れないことなどを考えて。
とにかく「ワークライフバランス」をちゃんとした方がいいよ」

彼女は、とてもショックを受けたそうです。
こんな言い方をしていました。
「ワークライフバランスという正義に名を借りた
彼の身勝手さの押し付け」と。

この後、この二人に何が起こったかを次回に書きたいと思います。
「ライフワークバランス」という落とし穴のまとめになるかもしれません。

結末をお先に!
すったもんだがありましたが(古いですね?!)
今現在、二人はわだかまりを持つことなく一緒に暮らしています。

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ヒューマンリクリエイト 再木奈生