エゴナビと案内人 - コラム - 専門家プロファイル

池本 真人
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閲覧数順 2024年04月25日更新

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エゴナビと案内人

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徒然日記
私が心の師の元で教えて頂き体感したことが一つあります。
それは、「一つのことを徹底してやりきる!」ということです。


この世の道理は一つであって、複数あるわけではありません。
よく入り口は沢山あるけれど、行き着くところは同じ…という話しがありますが、本道は一本であり、その道を歩んでいくことでしかたどり着けない境地があります。


本道に入ったら、目的地までは長い長い一本道なのです。
ですが、横道は沢山あるのです。
その横道がどこに通じているかというと、全て目的地とは別の場所です。


人はみな、エゴという壊れたナビゲーションシステムを持っています。
エゴナビは、常に間違った方向への道を指し示すのです。
目的地へ辿り着きたいのであれば、エゴに惑わされず本道を進んでいくしかありません。


「いや、一つのことで盲信してしまっては危険だ。物事というものは多角的に見る必要がある。」
と、様々な道を歩みながら模索する旅人もいます。
それこそが誤った考えというもので、壊れたナビに従っているのだから、目的地の定まらない終わりの無い度になるのです。


「これが本道だ!」
と直感が指し示したら、後は迷いなく突き進んでいくだけです。
歩み続けていくと、それが決して間違いでないことも分かるのです。


「人生は旅行のようなものだ。楽しむために生まれてきたのだから、沢山の風景を見なければ損だろう。」
と、一見楽しんでいるように見えるのだけれども、その実は本来の旅行の目的地を忘れている迷子なのです。
一つの道を突き進むということは、捉われでもなんでもなく、道を踏み外さず、楽しみながら旅を続けていける智慧です。


ただし、本道と知るためには、道を知る案内人が必要となります。
これが何よりも難しいことなのですが、道を知る案内人はギラギラと煌びやかな格好をしているわけではありません。
気付かなければ通り過ぎてしまうような、地味な案内人なのです。
本当の道を知る案内人を見抜くためには、人間を見抜く洞察力と謙虚さが自分の中に無ければいけません。


案内人を見つけたとしても、それからの道はバスで移動するわけではありません。
あくまでも自分の足で歩んで行かなければいけないのです。
道の途中、疲労感に襲われ苛立ちも出てくることでしょう。
困難な場所を乗り越える必要も出てきます。


そんな時に短気を起こさない心も持っていなければいけません。
思い通りにいかないから怒るというのは、とても子供じみた感情です。


「もうこんな道は歩んで行けない!」
と、道を戻って別ルートに入ったとしても、そこにあるのは蜃気楼の道だけ。
決して、目的地へ到達することは無いのです。


「あと一つ峠を超えたら本当の桃源郷だったのに…。」
そこまで共に歩んできた道を知る案内人は、どれだけ残念がることでしょう。


壊れたエゴナビの言うことばかりを真に受け、目的地に行ったことのある案内人の言葉には耳を傾けない…。
自らの本質を信じず、他に依存していった結果が迷いへの道なのです。
これを愚かと言わずに何と言うのでしょうか?


愚かな人間の中には、案内人を探し求める人もいます。
案内人ばかりを探し求め、せっかく本当の道を知る人に出会っても、また次の案内人を探しに旅に出て、目的地へ向かうことをしないのです。
何のための案内人探しなのでしょう?
挙句の果てに、目的地を知らない案内人に騙され、高いお金を払って奈落への道を教えてもらっているのです。


あなたの本来の目的は、目的地以外を旅することではありません。
ましてや案内人を探し続けることでもありません。


「自らの本質に気付け!」
「達成するための努力を惜しむな!」


本道を見つけ、ただただ歩んで行きましょう。
偽りでも何でも無い、それが本当の道なのだから…。


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