間接照明は高周波音を出しやすい。 - 住宅設計・構造全般 - 専門家プロファイル

杉浦 繁
Atelier繁建築設計事務所 代表
愛知県
建築家

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対象:住宅設計・構造

安藤 美樹
(建築家)

閲覧数順 2017年11月18日更新

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間接照明は高周波音を出しやすい。

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建築の高周波音・・2

 




そんな高周波音・・


工事中に聞こえるのは・・


エンジン類やコンプレッサーなどを動かしていると聞こえてくることのある高周波音。

溶接していたり鋼材などを切断したりしていると聞こえてくる高周波音。

などなど・・




もちろんほとんどは聞こえたりしないのですが、何かの拍子に聞こえます。

なぜだかはわかりませんが。




ただ、工事中はたいていいろんな大きな音がしていますので・・

そう気にはなりません。



作業をやめればもう音はしませんし。





問題なのは・・


そう、建築完成後に聞こえてくる高周波音です。


設備機器などを設置テストすると聞こえてくる高周波音。



給湯器とか・・

空調機とか・・

換気扇とか・・




そしてそう・・

一番多いのは蛍光灯。


市販の製品型の場合は工場でテストしてから販売しますのでめったにないことなのですが・・

トランス別の埋め込み型蛍光灯や建築化型の蛍光灯。




蛍光灯をつけて・・


ブーン!

とか、


キーン!

とか。





これが聞こえたらアウトです。

機器ごと交換するか設置法を変えないとまず直りません。




もちろん大人それも年齢が行った人ほど聞こえないのです。

ということは・・


たいていの現場監督さんには聞こえません。





実は・・

この高周波音。


確実に発生させる方法がひとつあります。


というか・・

こうすると必ず高周波音が発生します。




それは・・

トランス型の蛍光灯管同士ををくっつけると・・


必ず高周波音が発生します。




キーン!

て聞こえてくる。



つまり・・

間接照明です。


間接照明をつくってその中に蛍光管を複数設置すると高周波音が出ます。




昨今はLEDを設置することが多くなったので減ったのですが・・


LEDはどうしても単光源つまり点から発光するため、光が面にならず光と光の重なりラインが出来てしまうことが多いため、あえて蛍光管にすることも多い。

蛍光管は大きさに制限がありますので、複数の管を設置するとその重なり部分が高周波音を発生します。




なので蛍光管同士が近接しないよう・・

しかし離しすぎるとそこで光が途切れてしまいますので離しすぎないよう・・


音を聞きながら設置位置を決めていきます。





みなさんのお宅でも間接照明の検査の際にお子さんが・・


変な音がする!とか・・

気持ち悪い!とか・・


言い出したら疑ってみるべきです。




そのままにしておくと健康を害してしまいますよ。




あなたには聞こえなくても・・


お子さんには聞こえているんですから。








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