行為の裏側にあるもの - コラム - 専門家プロファイル

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閲覧数順 2024年04月26日更新

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行為の裏側にあるもの

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徒然日記
前回、カルマ(業)ということについて少し触れました。
【過去生を知る一番簡単な方法】http://ameblo.jp/mikatakakumei/entry-11859067528.html


業(ごう)というのは行為の痕跡であって、自分が何をしたかによって変わってくるものです。
様々な業が絡み合うので、どれか一つの要因を持って、全てを判断することは出来ないのですが、自分の行いが周囲に影響を与えるということは間違いありません。


前回は身体を使った行為について分かりやすくお伝えしたつもりです。
良いことをすれば、良いことが返ってくるということなのですが…。
実は行為の根本となるものが大切なのです。


みなさんが何かをしようとする時、まず最初にあるのは思考です。
思考が言葉になり、行為になるわけですが、その思考という業も周囲に大きな影響を与えていきます。


例えば、いつも誰かのために動いているように見える人がいたとします。
良い言葉を話し、良い行動をし、傍目には「良い人だなぁ」と思えるかもしれません。
ですが、その行為の元にあるものを見てみると、実は全て自分のためであった…ということもあるのです。


相手に良く見られたい、自分の利益にしたい…というようなことが裏側にあると、良い業を出しているように見えて、実は悪い業を振り撒いていることになります。
厄介なことに、本人が気付いていないこともあるのです。


「私は良いことをしているはずだ!」
と自らは善を積んでいるつもりなのですが、眼の開いた人から見ると、
「その裏側にあるものはなんですか?」
ということになるのです。


心を変えていくというのは、実は凄く大変なことで、一朝一夕で出来るようなものでは決してありません。
少しずつ経験を積みながら実践を繰り返していくしか無いのです。
実践を繰り返していく内に、様々なことが見えるようになり、徐々に視点が高くなっていくものなのですよね。


自分の視点が低い間は、相手を見極めることが出来ません。
故に誰かに言われた耳触りの良い言葉を鵜呑みにしてしまうのです。
何か良いことを言われて、自分で動いているつもりが、実は相手に動かされているということにも気付いていないのです。


どうしてそうなってしまうかと言えば、この世の道理が分からないから…ということになってきます。
自分が生かされていることにも気付かず、感謝を忘れているうちは、迷いのループから抜け出すことは出来ません。
些細なことを気にして落ち込み、何かのせいにして怒り、誰かの嘘に気付かず動かされ、仮初の幸せを追い求め続け…。


そんなことを繰り返しているのが人間です。
その無限とも思える人生のループから抜け出す方法を教えてくれたのが、最初に悟ったお釈迦様であり、悟るというのは道理を知るということでもあります。
本当の意味で幸せになりたいのであれば、目の前の人を幸せにしたいのであれば、まず自分を見つめ直してみて下さい。
全てはそこからです。


自分の裏側にあるものが見えるようになれば、相手の裏側にあるものも見えるようになるものです。
言葉や行動も大事なことに変わりありませんが、その根本となる思考というものを徹底的に見つめ直していく…。
一生モノの学びではありますが、とても楽しいものですよ(^_-)-☆

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