- 鴫原 弘子
- 経営コンサルタント
対象:キャリアプラン
- 宇江野 加子
- (キャリアカウンセラー)
- 冨永 のむ子
- (パーソナルコーチ)
【Apple創始者・スティーヴ・ジョブスの伝説のスピーチ1】【2】は
[自分の人生や仕事・生き方やミッション]に迷う時
ぜひ聞いて欲しい、「魂を揺さぶる」奥深いスピーチにである。
大学生になり、はじめての夏休みを迎えた娘と
外で、お茶やランチをしながら
あれこれ語り合う時間が増えた。
最近の彼女の悩みは
1.クラスメイトのほとんどが「自身のミッション」を抱いている
自分のミッションとは?
2.今年の夏クラスメイトの4分の3が留学したのに
自分が行かなかったことへのアセリがある
3.今の自分はこままでいいのか?夏休みと言う貴重な時間
何をして、いかに過ごすのが、有意義なのか?
20代を迎える前後、誰もが抱く悩みなのだと思う。
そして同じように、私も20代の頃は
「行動しては悩み・迷い」、「未来が見えない焦り」を
いつも心のどこかに抱いていたように思う。
そんな娘や、娘の友人にぜひ聞いて欲しいと紹介したのが
「Appleコンピューター」の創始者であり
今話題の「iPhone 」の開発者でもある「スティーヴ・ジョブス」が
2005年6月12日スタンフォード大学の卒業式に
学生に送ったスピー チだ。
Uチューブでも「伝説のスピーチ」として今月時点で37,471も再生され
すでにご存知のかたもたくさんいると思う。
スピーチの内容は
1.点をつなぐ
2.愛と喪失
3.死について
という3つを、「ジョブス自身の体験からの学び」
という視点で語ったもの。
魅力的で、素晴らしい内容であり
時間を忘れて聞き入ってしまうのだが
大学生の娘や、20代の皆さんに
「心に刻み、今後のカにして欲しい!」と願うのは
「1.点をつなぐ」での教えと
スピーチの終盤でのメッセージだ。
●未来に先回りして点と点を繋げて見ることはできない、
君たちにできるのは過去を振り返って繋げることだけなんだ。
●バラバラの点であっても将来それが何らかのかたちで
必ず繋がっていくと信じなくてはならない。
●自分の根性、運命、人生、カルマ…何でもいい、とにかく信じること。
●点と点が自分の歩んでいく道の途上のどこかで必ずひとつに繋がっていく、そう信じることで君たちは確信を持って己の心の赴くまま生きていくことができる。
●結果、人と違う道を行くことになってもそれは同じ。信じることで全てのことは、間違いなく変わるんです。
●皆の時間は限られているから
誰か他の人の人生を生きることで時間を無駄にしてはいけない
●ドグマの罠にはま ってはならない
ドグマとは他の人々の思考の結果に従って生きることだ
他の人の意見という雑音に
自分自身の内なる声をかき消されないようにしよう。
●そして最も重要なことは
自分の心と直感に従う勇気を持つことだ。
心と直感は本当になりたい自分をどういうわけか
既に知っている。
その他すべてのことは二の次だ。
人生の日々を重ねてきた私にとっても
自分自身の仕事への在りかたと再度向き合う
素晴らしい気づきとなった。
日々の仕事に追われ、道を見失いがちな時こそ
スティーヴ・ジョブスのメッセージは
心に染み入ると思う。
人間愛に満ち、日々を生きることへの応援メッセージとして
明日への希望を抱かせてくれる
素晴らしいスピーチを
皆さんと共有したいと思う。