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思い切ってハワイ親子留学行ってみたら…プリスクール登園~ママ時間エピソード(現地編)
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ハワイ滞在生活のあれこれ問題を抱えながら息子のプリスクールデビューを済ませ、通うこと数日。バス登園もすっかり板についてきました。
早朝のクヒオ通りからバスに乗り込み息子をプリスクールへ送って暫し先生とお話しながら園庭へ駆け出して行った子供たちを眺めていました。
日々プリスクールに馴染んで楽しそうな息子ですが、時折日本のお友達を思い出すこともあり、ふと不安げな眼差しで話しかけてくることがありました。
「ママ、僕の言っていること、みんなわかっているのかな?」
・・・おそらく、息子は英語で話しかけてはいないだろう。そう思って先生に伺ってみたら、
「大丈夫よ、るー(息子のニックネーム)は皆と楽しく過ごしているわ。彼は日本語で話しかけているけれど、こちらが英語で言う事は多少理解出来ているみたいだし、心配ないわよ。」
と、大らかな笑顔で答えてくださいました。
まだ幼子同士、言葉の壁を越えて笑顔一つで通じるところがうらやましいなと昔子供だった私も思いました。
ちょうどその日の午後から私も語学学校初日でした。
そして、これから自分が通う語学学校への期待と授業についていけるかな?と今度は私が不安で胸がいっぱいになりました。
授業開始は午後からだったので、日ごろの買い出しなどを済ませて部屋に戻ろうといつものバス停へと向かいます。
私が利用するバス停には常に「バス停の主」がベンチの端に少しばかりの荷物と一緒に座っています。なぜだか日本のホームレスとは違って悲壮感が漂わない、ハワイのホームレス。
観光ではあまりお目にかからなかったので観光客でにぎわうワイキキの喧騒とは裏腹に、ハワイの影の部分を見たような気になりました。
そんな彼とも何度か顔を合わすと挨拶を交わすようになっていました。
当時、このバス停を利用して登園する日本人母子は私たちしか見当たらず、なんとなく雰囲気もハワイ在住の人ではないと周りからみたらわかるのでしょう。
ここでは多くの人に声をかけられました。
在住の日本人からも、
「最近は少しずつ夏だけ来るハワイの親子が増えてきましたね」
なんて声をかけられて、バスを待つ時間お話することもありました。
ハワイの風に吹かれて、ハワイに住んでいる日本の方と日本語で話をする。
今まで体験したことがない時間は、わからない事だらけでパンパンに頑張っている私の心を癒してくれました。
学校は13時からだったので、バスを途中下車してドンキホーテへ寄って夕食の食材を購入しました。一人、スーパーマーケットでお買い物なんて日本を発って以来、初めてのことでした。
とても新鮮な気分だった反面、日本での自分の生活を振り返りました。
昼間は働くママ=ある意味「自分時間」、息子と離れる時間が必ずあった私でしたが、ハワイに到着してからは24時間ずっと一緒にいました。
そんな「生活時間」の変化に気がつかないくらい一生懸命な1週間でした。
そう、とても長い毎日だったような気がする。 濃密な時間でした。
普段の生活を続けていたら得られない、「大切な時間」がこのハワイ親子留学での滞在生活なのだなと実感しました。
スーパーマーケットは主婦のワンダーランドです。
ドンキホーテは下町の雰囲気が漂う気さくなお店です。日本のドンキホーテは行ったことがないのでその違いはわかりませんが、山積みにされた野菜やフルーツの中にパパイヤやアメリカンフットボールの形をした大きなスイカ、マンゴーなどが並ぶところがハワイです。
お野菜の値段もポンド単位で表示されているのに中々慣れず、電卓を片手に計算して予算を考えてお買い物をしていきます。
時間はかかるけれど、「生活しているな」を実感してわくわくします。
カラフルなパッケージのお菓子や、日本では高値のコーヒーなども勿論、ここハワイでは現地価格な上、まとめ買いするとお得、なんてPOPを見つけるとついつい手が伸びてしまいます。
ハワイではちょっとお高いコーヒーも、日本では倍以上。
滞在しているのだから、小さなところでプチ贅沢をとまとめ買いです。
精肉売り場では見なれない切り身の豚肉を発見しました。
皮つきのバラ肉です。
ずいぶんと脂身が厚いけれど、きっと煮込んだら美味しいのだろうなと暫しパッケージを手にとってあれこれ見ていると傍らにいた日系人らしき年配の女性から声をかけられました。
「それは、沖縄の人が良く食べるラフテーに使うのよ」
と、日本語で教えてくれました。
調味料はこれを使って、作り方はね・・・と、話がはずみます。
ついでにと、ハワイで沖縄料理を食べるならどこが美味しいの?など、厚かましくもあれこれ質問すると喜んでカパフルにあるお店を教えてくれました。
私が日本からハワイへ子連れで親子留学に来ていると話すと、
「わざわざ大変ね~」と、言いながらご自身のご家族の事、日本に住んでいる兄弟姉妹(沖縄)や自分はハワイで産まれた日系人だと言う事など精肉売り場の前で長い間立ち話で時が経つのも忘れてしまいました。
ハワイは日系人が多く住み、ハワイで知る日本文化も多岐にわたります。東北、西日本、九州、沖縄とあらゆる地域から戦前にハワイへ来て頑張って今を築いてこられた方々です。
ハワイで知る自分の知らない沖縄の食文化。
こんな時間もハワイならではの体験ですね。
もちろん、この後豚バラ皮つき肉を購入し、豚の角煮と刻んだ肉でポークカレーを作りました。
コクがあって暑いハワイの夏を乗り切るパワーをもらいました。
子供をプリスクールへ送迎する時間も、自分が心を開けば、目線を上げればあらゆるところに自分の「知らない」が沢山詰まっている異文化滞在。
どうせなら、主婦目線でも楽しみたいですね。
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