こんにちは(^^♪
見えない気もちをビジュアル化する夫婦問題カウンセラー:中西由里です。
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【お悩み】
夫は私に母親のようであることを望んでいます。
もっと優しく気配りしろだの、もっと思いやりをもって世話を焼けだのと要求します。
でも、私が身の回りの世話をやってあげると
「お前は鬱陶しいんだよっ!」
と言って不機嫌になります。
夫の望むようにしているのに煩がられるのでとても辛いです。
こんなわがままには、もう付き合いきれません。
【お答えします】
ご主人の望みを叶えてあげているのに突き放されるのでは、本当に辛いですよね。
どうしてご主人がこんなことをするかというと、ご主人が本当に望んでいることは、相談者さまにかいがいしく世話を焼いてもらうことじゃないからだろうと思います。
人は、自分が本当に求めていることが叶わないと、代わりの欲求を満たすことで折り合いをつけようとすることがあるんです。
もっとも本人は、それが代わりの欲求だということに気づいていません。
とても巧妙に自分の心を騙して、欲求の差し替えをしているんです。
ですから、まるで最初からそれを心底望んでいるように感じているだろうと思います。
でも、代わりの欲求は本当に求めていることではないので、たとえそれが叶ったところで心は満足しないんですね。
そんな不思議なことがあるんだろうか?
と思われるかもしれませんね。
でも、案外身近なことなんですよ。
例えば・・・
・本当の欲求は「私をもっと大事にしてよ」というものだけど、それは満たされそうもないので、代わりに「子どもをもっと大事にしてよ」と夫に要求する妻
・本当の欲求は「私の話を聴いて欲しい」というものだけど、それは満たされそうもないので、代わりに「あなたの話を聞かせて」と夫に要求する妻
なんて、本当によくあるケースです。
でも、仮に代わりの欲求が満たされても、本当の欲求は満たされていないので、どこか虚しいし、腹立たしく感じることもあるんです。
さて。
ご主人は、相談者さまの思いやりを煩わしがるのですね。
もしかするとご主人は、相談者さまから優しくされる度に、自分が無力で頼りない男であるように感じてしまうのかもしれません。
ご主人のお話をお聴きしたわけじゃないので、本当のところはわかりませんが、ご主人の真の欲求は
「俺のことを信頼して欲しい」
っていうようなものじゃないでしょうか?
これまでご主人のことを男性として信頼し、委ねることをどのくらいしてこられたか振り返ってみませんか?
もし、あまりしてこなかったようであれば、
「あなたを信頼していますよ」
というメッセージを送ることにエネルギーを使うようにしてみてください。
望みを叶えてあげたのに、それを拒絶するというときには、相手が要求していることが、代わりの欲求かもしれないなぁ・・・という視点を持ってみてくださいね(^^♪
すべての女性をヒロインに
ふぃ~めぇる・みしま 代表 中西由里 でした。
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