- 森 和彦
- 有限会社プリベント
- ファイナンシャルプランナー
対象:保険設計・保険見直し
おうちを借りている人が大家さんに弁償する為の保険です。
不動産屋さんで火災保険を契約をすると、必ずこの特約は付いてきます。
不動産屋さんで契約する保険は主に住宅総合保険かその上級商品(自由化後の商品なので各社名称は異なります)です。
これに特約で借家人賠償責任担保特約を付けて契約しているはずです。
実はこの特約、名前が同じでも実は補償内容がことなります。
住宅総合保険に付いている場合は
1火災
2破裂または爆発
により滅失・き損・汚損した場合に保険金が支払われます。
ところが
上級版の火災保険の場合は異なります。基本的に大家さんへの法律上の損害賠償責任が発生すれば保険金は支払われます。(もちろん故意によるものなどなど支払われない場合もありますが。)
たとえば、模様替え中に、壁に穴を開けてしたった場合なども支払の対象となる商品が多いです。
(補償しない会社もあるかも知れませんので確認は必要です)しかも保険料はほとんどかわりません。
たとえば東京の鉄筋コンクリートの60へーべーのマンションに
借家人賠償責任担保特約を1000万円付けた場合。
住宅総合に特約で付けた場合2年で3700円
上級商品に特約を付けた場合2年で3720円。
(これはあいおい損保の場合ですが)
どちらがいいかでしょうか?
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