- 藍原 節文
- 株式会社ファースト・シンボリー 代表取締役
- 経営コンサルタント
対象:ホームページ・Web制作
- 原島 洋
- (Webプロデューサー)
- 井上 みやび子
- (Webエンジニア)
それは、キーワードの選択です。
特定のキーワードを選択し、上位表示を実現したとしても、
そのキーワードで検索されないのであれば、SEO対策を実施しても
意味がありません。特に、そこに多大なるコスト投下をしていたと
すれば、大きな損失になってしまいます。
扱う食材が、特徴のある居酒屋を経営していたとします。
例えば「富士山溶岩焼き」専門の居酒屋があったとして
「富士山溶岩焼き」にて検索してもらおうとSEO対策を実施
したとしても、ユーザーがそのキーワードで検索しない限り、
有効な手段とは言えません。
逆にあまりにも意味が広すぎるキーワードを選択したとしても
(例えば「酒」など)、広義すぎて効果が出にくくなります。
ということで、SEO対策を実施する際のキーワード選択には
以下のポイントに留意して、選択を行ってください。
■何の目的でSEO対策を実施し、その結果、どのようなことが
得られたのかを明確にする。
⇒単に検索数を上げたいのか、それとも売上を上げたいのか。
検索順位が上がっただけで、閲覧数が上がらない場合も
多々あります。
■キーワードの選択をする際には、できる限り多くの人の意見
を取り上げるようにする。特に社内ではない人の意見は
とても重要である。
⇒社内の意見では、やはりマニアックすぎることが多いため、
広く多くの意見を聞く必要性がある。
■ユーザーの視点で、選択したキーワードを標準化する。
⇒サイト運営者とユーザーの認識の中で、同じものを指して
いても表現方法が違う場合がありますので、その際は
ユーザー目線でのワードに変えていく必要性があります。
以上のようなポイントでキーワードを選択してみてください。
最も大切なのは、ユーザーの視点です。