
- 井上 みやび子
- すぐ使える株式会社 代表取締役
- 東京都
- Webエンジニア
対象:ITコンサルティング
- 服部 哲也
- (SEO WEBコンサルタント)
- 竹波 哲司
- (Webプロデューサー)
それに関連して「Facebook の“実名主義”は日本に受け入れられるか」という記事がありました。
記事の趣旨
Facebook はサービス利用を実名で行う事が基本、としているが、日本の SNS ではニックネームが現在主流。実名が主流になるには
「これから大学などで SNS に参加し,『実名が当たり前』という世代が増えるとき」( Facebook の国内関係者)
だろう。
場を限定しないと実名は使われないのでは
私は実はもう少し状況は難しいのではないかな、と思っています。
私は結婚して初めて、仕事が終わった後飲み屋で遊んでいるオジサン達(失礼!)の気持ちが分かった気がするのですが、彼ら(または私)にとって、仕事場は仕事人としての自分の役割を果たす場所であり、家はまた家庭人としての役割を果たす場所。
自分が自分として息抜きできる束の間の場所が飲み屋さんなのでしょう。
多くの日本人にとって、「統一された自分」が色々な場所で行動するという習慣は実はまだなく、ある場所での役割が自分を規定する、という行動方式を採っている方が多いのではないでしょうか。
私自身、この場に実名でコラムを書き、その責任は私全人格で引き受けるつもりですが、ではコラムを家族やプライベートの友人に読んでもらいたいかというと、全くそうは思っていません。
(私自身は「読まれたくない」とも思いませんが、全く興味を持たないみたいですね。私も、友人の仕事について聞く事はあまりありません。)
外国人の方とお話しすると、「個人」がもっと統一されているなあという印象を受けるので、ここには深い文化的な違いがあるのかと思います。