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井上 みやび子
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閲覧数順 2024年12月04日更新

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Google の次?

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ニュースから
先日コラム「1位はスゴイか」の中で、「現在の検索ランキングの次の技術が現れるだろう」と漠然と書きましたが、ちょうどシリコンバレーでも「Google の次は何か?(What Next?)」という議論が交わされていたようです。

ITPro「広がるGoogle1社支配への危機感」――Search Engine Strategies (SES)サンノゼより

ITPro の記事はマーケティング的、経済的な観点での Google の1社支配の懸念に焦点を当てていますが、技術者として、また、インターネットの利用者としてはやはりさらに Web を利用するために次に出てくる技術は何か? というのが気になります。

漠然と注目しているのは「連想検索」。技術は日本のもので、日本人としても期待してしまいます。
現在は書籍を探すという目的でサービスとしての実装(Webcat Plus)がされていますが、これがもっと広く応用できないかな、と思います。

ところで、脳科学からすると、例えば「あの人の名前、何だっけ〜〜?」と考えて、「あ、そうそう、○○さんだ」と思い当たる、というのは不思議な話だそうです。探しているうちは分からなかった事を、見つけた途端それが正解と分かる、って難しいんだそうです(※1)。

(※1 池谷 裕二「進化しすぎた脳」 )


感覚的には、思いだした「○○さん」からまたその顔を連想する、その輪が閉じたことをもって脳が「これが正解。分かった!」と認識するのではないかと思うのですが、これを検索技術と結び付けられないかな?

αという言葉から多方面に連想した結果、やはりαという言葉を含む未知の文書 X に連想の経路が集約すればそれが検索上位に...どうでしょう?

こういう妄想は楽しいですね。