夫に愛され続ける「会話術」

夫婦問題カウンセラーの高草木陽光（たかくさぎ　はるみ）です。

ご相談いただく中で、多くの方が困っていることがあります。

その内容とは、「夫婦で話し合いが出来ない」「夫が聞く耳を持たない」「すぐ喧嘩になる」

というように、「夫婦の会話が上手く出来ない」といった内容です。

最終的な目標が「修復」であれば、夫婦同士　話をしなければ、それこそ話になりません。

仮に「離婚する」という結論に至っていたとしても、よほどドロ沼化していない限り、会話は必要です。

そこで質問です。

家事は全て妻に任せきり。

普段何もしない夫に、貴女は日頃から不満を感じていたとします。

そんな夫に家事を手伝ってもらいたい時、貴女はどんなふうに言いますか？

「ねぇ、たまには手伝ってよ」

「私も仕事をしているのだから、少しは協力してよ」

一般的には、こんな感じの言い方をしている人がほとんどではないでしょうか？

まぁ、ごく"普通"だと思います。

言われた夫は、無言でシブシブ動く・・・

けど・・・一生この繰り返しか、いつか逆ギレするか・・・このどちらかでしょうね。

主婦同士の会話の中心は、子供のことか、夫の愚痴だったりします。

知り合いの主婦が、以前にこんなことを言っていました。

「男（夫）って、どうして何度も同じことを言わないと動いてくれないのかしら！？」

「子供の方が、よっぽど話が分かるわよ。夫は学習能力ゼロなの！」

と・・・こんな話で、他の主婦の賛同を得ていました・・・。

皆どこの主婦も、同じような不満を持っているようで・・・

このことからも分るように、ほとんどの男（夫）は、「自ら進んで動く」ということをしないようです。

そんな「動かない夫」を、いかに、自ら気分よく動くように仕向けるか？は、"妻の腕次第"なのです！

上記でした質問に「正解」はありません。

しかし、理想的な答えはあります。

夫に何かして欲しい時は・・・

そのままストレートに「○○してよ！」はNGです。

正直な気持ちなのですが、ストレート過ぎて、キツク伝わってしまいます。

でも、こんな言い方ならどうでしょう？

「○○してくれたら　私、嬉しいな」

「私は○○をするから、あなたは△△をしてくれたら助かるわ」

「私は下手だけど、あなたは器用で何をしても上手だから見本をみせて」

「最近仕事忙しいね。帰りも遅くて寂しいけど、スタミナ料理作るから、たまには早く帰って来てね。」

夫の機嫌が悪い時はもちろんのこと、貴女のイライラも爆発寸前な時こそ、キツイ言い方はせず

「可愛さ」「寂しさ」「素直さ」「弱さ」が伝わる"言い方"をすることです。

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これ、「夫に愛され続ける会話術」のポイントです！

イライラや怒りを　ぶつければ、イライラや怒りしか返って来ません。

可愛さを含めた素直な気持ちを伝えれば、人間そんなにキツイ返答は返せません。

そう思いませんか？

常に・・・とは言いません。

貴女が時々「女優」になることで、無駄な夫婦喧嘩も減り

貴女の心の安定にも繋がるのです。