- 下枝 三知与
- NPO法人健康福祉実践協会(理事)CST コミュニケーションサポートチーム(代表)
- ビジネススキル講師/カウンセラー
対象:ビジネススキル研修
「今日学校、どうだった?」と帰ってきた子供に尋ねるお母さん。
それに対して多くの子供が答える「ふつうだよ」・・・
「普通・ふつう」って何なのでしょう?
最近は「普通」が「普通ではない?」のかもしれないなと、いろいろなところで感じます。
というのは、そもそも「ふつう」の基準が何を基準にして「ふつう」というのか、とてもあいまいであること。
そして、自分では「普通」と思っていることが、果たして他の人から見て「ふつう」なのかどうか・・・ということが多いからです。
(前述の子供の「ふつうだよ」という答えは、ただ面倒くさいという理由からだということも多分にありますが)
コミュニケーションカウンセラーの立場から危惧していることが、「普通だと思っているその人の心理状態」が客観的に見て「とても普通とはいえない」状態であることが多いこと。
性格的や思考のくせについては、よく「変わらないし、そうそう変えられない」との声をよく耳にしますが、それはその人の思い込みの場合が多いです。
思い込むその思考のくせを治せば、案外楽な自分になれたりするのですが・・・
「ふつう」の心理状態が時には「病気」に近いこともありますから、思い込みや決めつけは要注意ですね
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