- 岡本 興一
- ウィジット株式会社 代表取締役
- ITコンサルタント
対象:ITコンサルティング
ですが、コストダウンを重視しすぎたり、必要機能に目が向きすぎて、IT導入の目的を達成するために必要な事項が漏れてしまうことがあります。
特に、インターネットを使ったシステムを作るときなどは、機能面だけでなく、性能や、セキュリティについての要件が重要になります。
画面をクリックしてから、次の画面が表示されるまでの時間が、数分もかかってしまう様であれば、一般的なユーザは使ってもらえなくなります。
また、インターネットを使うということは、盗聴、なりすまし、改ざん等のリスクが存在します。
ですから、セキュリティ要件としてどんなことを考えておかねばならないのか?経営者として守るべきものが何か?等を十分に検討して、システム開発の要件にいれておかねばならないのです。
そのためには、発注者側がそうした要件の必要性を、業者に提示する必要があります。
「SI業者からの提案があるだろう」
と勝手な思いこみは禁物です。
業者は「見かけのコストを下げ、なんとか受注したい」と考えていたり、「言われていないことはやらなくてもよい。」と考えているところが少なくありません。
自分たちを守るためには、どうしても自分たちで知識を付けておかねばならないのです。
発注後、開発が始まってからそうした性能要件や、セキュリティ要件を追加しようとすると、想像もしなかった様な費用が発生することも少なくありません。
こうした事を回避するために、コンサルタントの支援を仰ぐのも一つの方法です。
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岡本興一