第905号:頑張るという言葉は公式には使わない
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ビジネスの小技
2013-09-18 07:10
第905号:頑張るという言葉は公式には使わない
自分を元気付ける時やチームを鼓舞する時に
「頑張りましょう」と良く言うと思いますが、
事業の報告やお客様への提案などの公式の場
では「頑張ります」という言葉は使いません。
まだ「○○という作業に全力を尽くします」
の様に具体的な作業内容が加えられれば、
その事項に集中している事が判るので許され
ますが、単に「頑張ります」という人は、
一体何に労力を注ぐのか判っていないのでは
ないかと思われます。
誰もが始めは「頑張ろう」と心の中で思うもの
ですが、様々な問題にぶつかり頑張れなくなる
ものです。その時、目標が明確になっていれば
最後までやり抜くことができます。
「頑張る」という言葉が頭によぎったら、
口に出す前に、何をいつまでどの様に達成
するのかを一瞬に考え、エンディングまで
決して止めないと決心する様に頑張ると
頭の中で言い換えましょう。
この脳の回転が有るか無いかでその人の価値が
変わります。
【9月18日って?】
今日は「かいわれ大根の日」だそうです。
栄養価が高く多く、世間に普及するだろうと
思われた時に、食中毒の原因という風評に
多くの農家の方々が被害を受けたのは今でも
覚えています。
良いものを作れば上手くいくという思いを
打ち砕いた事件でしたが、この例にめげずに
良いものを作り続けましょう。
※暦の情報はWikipediaを参照しています。
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