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２００６年だったと記憶しています
日経新聞の文化の欄に掲載された
「お絵解き」を現代に復活されているご住職の話を読み
当時浄瑠璃を書いていたので
お会いして「お絵解き」を拝見致しました
そのご住職さまに「カンナ・プロジェクト」の話を致しました
「皆様から なぜ 無償でそんなことをするのですか？」
とよく問われます
私は「わからない」と答えます
本当になぜだかわからないし 考えもしない
「ただ 感じるままに 心の赴くままにしているだけなのです」
「仏は慈悲 人間は欲 貴方はその間にある無我の方なのです」
ご住職さまからこんなお言葉を頂いたことがあります
「無我」
確かにそうだと「腑に落ちる」を感じたことをよく覚えています
『無我だけれど「夢中」ではないな』とも思いました
「無我直感」そんな風に感じていました
カンナを応援して下さっている東和空ご住職さまのFBのご投稿に
今朝 出逢いました
「直感」
単に感覚によって物事をとらえるのではなく
考えずに一気に全体を理解できる能力
「直感的能力は、論理的思考や感覚とは異なる、最高の認識能力である」～アリストテレス～
「人間は経験によらずとも、直感によって物事を認識することができる能力が備わっている」～デカルト～
「伝統的に理解されてきた知的な直感は、そもそも不可能であって、私たちはただ感性的な直感をもつにすぎない。だから、感覚を通して得たものを、頭の中で整理するだけだ」～カント～
「基本的には直感によって物事を認識できる」～フッサール～
自分の心が騒ぐときは、刺激ある一部分に反応したがるが、心が落ち着いたときには、全体が調和のあるものかどうかをとらえ分けることができます。「止観」は「直感」に似たり。
と・・・・
カンナ・プロジェクトはやはり
「無我直感」で進めてきた９年間だったのだ
あらたて「腑に落ちる」を感じた朝でした
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