- 原田 将孝
- GLS予備校 校長
- 塾講師
対象:子供の教育・受験
高3、高卒生は全統マーク、全統記述、駿台全国などの模試を受け終わり、それぞれがよりはっきりとした問題意識を持つようになりました。
一番多かったのは、「力を入れて勉強したところは出来るようになったけど、まだ対策していないところはボロボロ」という生徒です。
やってないことは出来なくて当然なので、「やったところは出来た、学習の作法にのっとってやれば出来るんだ」という成功体験を胸に、前に進んでもらいたいと思います。
次に多かったのは、「家に帰って時間をかけて解けば出来たけど、試験中は出来なかった」という生徒です。
これを「本番に弱い」の一言で片付けてしまうのは良くありません。
「普段から処理速度を意識して勉強できていない」「普段から自分のモノにするほどやりこんでいない」「時間配分の訓練が普段からできていない」といった原因が考えられますので、自分に何が足りてないのか、今一度見直しましょう。
これから一ヶ月以上は主要な模試がない時期なので、夏~夏明けの模試(東大模試、全統マーク、全統記述など)に向け、課題克服に取り組んでもらいます。次の模試が楽しみです。
生徒には繰り返し伝えていることですが、例年、この時期の模試はあんまり出来が良くありません。
ただ、真面目にやっている生徒はここから夏、秋に移行するに従って必ず伸びているので、信じてついてきてもらいたいものです。
私もそうでしたが、受験生というものは偏差値や判定を気にしすぎるので、指導者側が冷静な分析をしてあげる必要がありますね。
例年とは指導方針を変えた部分がいくつもあるので、今年はもっといい結果が出せるのではないかと、私自身ワクワクしています。
このコラムに類似したコラム
熊本国府高校での指導(2013年度第7回) 原田 将孝 - 塾講師(2013/12/09 17:42)
自身の学習を振り返って③(高校時代) 原田 将孝 - 塾講師(2013/08/27 12:22)
勉強はストレスが溜まる。その解消法は・・・ 坪内 康将 - 塾講師(2013/07/25 16:04)
「どんな生徒でも成績が上がる塾」への挑戦 坪内 康将 - 塾講師(2013/07/03 23:47)
模試の復習方法 原田 将孝 - 塾講師(2013/05/15 11:39)