硝子を「切る」 その6 - インテリアコーディネート全般 - 専門家プロファイル

宇留賀 正輝
代表取締役
東京都
インテリアデザイナー 窓装飾アドバイザー

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対象:インテリアコーディネート

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閲覧数順 2024年10月07日更新

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硝子を「切る」 その6

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  1. 住宅・不動産
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仕事 職人としての独り言
答え
「他に選択肢が無いから」

ステンドグラス屋が必要とするガラスカットの作業を機械に求めるとしたら、その機械はものすご〜く高価だったり。前準備が大変だったりしてしまいます。

絶対に手では切れない様な奇抜なカットや厚い板ガラスを自由な形に切るのなら、水圧で切るウォータージェットという手段が有ります。
しかし、奇抜な形と言うのはステンドグラスにおいては将来割れる可能性がある弱いピースとなってしまい現実的では有りません。

厚さ3ミリ程度のひとつひとつ形の異なるガラスを切るには今のところ手(ガラスカッター)で切るのが一番手っ取り早くそれなりに正確、なにより小回りが利き安価なのです。

好むと好まざるに関わらずステンドグラスは本当の意味で手作り。
ということはカットはもちろん、全行程を通じて制作する人間の上手い下手はもちろん、性格までが出てしまう、「おとろし〜」ものなのです。

* 写真の手は私の右手。
「器用」と言う訳ではありませんが、ステンドグラスを作って23年。
いくらか思い通りに動いてくれるようになった私だけの愛着ある道具です。

* ルーター/ガラスの細かい形状修正やバリ取りに使います。
* ガラスを切る手段として他に水、火、砂、機械式ダイヤ工具、バンドソーなどが有りますがステンドグラス屋はまず使いません。(と思います )


*ステンドグラスのお見積りやご依頼、 工房見学は下記から承っています、お気軽にお問い合わせ下さい。

http://www.gsu.co.jp/