自動車保険 対物 無制限 - 保険選び - 専門家プロファイル

森 和彦
有限会社プリベント 
ファイナンシャルプランナー

注目の専門家コラムランキングRSS

対象:保険設計・保険見直し

専門家の皆様へ 専門家プロファイルでは、さまざまなジャンルの専門家を募集しています。
出展をご検討の方はお気軽にご請求ください。

自動車保険 対物 無制限

- good

  1. マネー
  2. 保険設計・保険見直し
  3. 保険選び
損害保険
自動車保険に「対人賠償・対物賠償」という補償があります。他人の身体や財物に対して損害を与えてしまった際の補償です。対人賠償は無制限で契約しいる人でも、対物賠償となると1,000万円とか2,000万円という保険金額で契約しているという場合が意外と見受けられます。人に対しての高額賠償は想像ができるが、対物となると高額になるケースは想像しずらいからでしょうか。
いくつか事故例をあげてみましょう。

ケース1
自動車を運転中、スピードを出し過ぎたため、カーブを曲がりきれずにセンターラインを超えて、美容院の建物に衝突してしまいました。
損害額1,652万円
(内訳;建物1,369万円+什器備品241万円+営業損害42万円)

ケース2
小型貨物車が踏切内で脱輪してしまい、
そこへ運悪く電車が衝突し脱線。付近の家屋を倒壊してしまった。
損害額1億2,037万円
(内訳;電車車両8,728万円+電気関係設備597万円+線路1,130万円+家屋1,582万円)

ケース1のように
ある程度の想像ができる範囲で損害が収まるケースが大半ですが、ケース2のように想像以上の損害を与えてしまうケースもありえます。
この他にも…、タクシーやバスなどに損害を与えてしまった場合の営業損害、ベンツなどの高級車に損害を与えてしまった場合の修理代・部品代、玉突き事故など多くの車両や物に対して損害を与えてしまった場合 などなど思わぬ所で損害額が大きくなってしまうケースもあります。

対物を無制限とすることによる保険料の差額は年間で多くても数千円、たいていは千円前後くらいの差しかありません。
保険とは安心を買う為のものです数千円の節約でそのストレスを解消式できずに放置しておくのはいかがでしょうか?対物は無制限での契約をお勧めします。

その他情報はこちらをどうぞ↓
保険業界で頑張る社長のblog