- 藤 孝憲
- FPオフィス ベストライフ 代表
- 埼玉県
- ファイナンシャルプランナー
対象:家計・ライフプラン
固定観念とは,「何かある一つのことだけにこだわって,それからはなれない考え」(三省堂国語辞典第四版)を意味します。
ネットを利用すれば様々な情報を得ることができる反面,意見が二分している場合もあり,どれを信じてよいか迷うケースがあります。また,当然だと思ってしまい,十分に調べない場合もあります。
固定観念といいますか,あることを当然と考えている例として,
「医療保険は○○が良い」
「○○の保険料は安い」
「消費税増税前に住宅購入した方が良い」
など。ご相談では極端な内容もよく聞きます。
特に知り合いから聞いた情報,本や雑誌の情報(活字になっているもの)は信じやすいのではないでしょうか。
情報が正しい,間違っているということではなく,それらの情報がご家庭に当てはまるかどうかは,実際に調べてみないと分からないことが多いです。
また,何かを判断して選択することは非常に難しく,判断材料に乏しい時は尚更です。「多くの人が選んでいますよ」「雑誌に載ってたから」という言葉だけで選んでしまいがちです。
このような場合にファイナンシャルプランナーとして大きな役割があると考えております。つまり,様々な情報がある中で,ご家庭にとってどのように考えていけばよいのか。選択肢の幅(可能性)を広げることが重要だと感じています。
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