第766号:仕事の為に人生か、人生の為の仕事か
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2013/02/26
第766号:仕事の為に人生か、人生の為の仕事か
ベテランサラリーマンが「何の為に生きているのか
判らない」と語っているのを聞いた事があります。
私も、今も何も考えず目の前の課題に没頭する日々
です。
「仕事が人生そのもの」という職人の方々の生き様が
私は理想と感じていますが、中々その精神的な域に
達する事ができません。では、何故この様な達成感を
持つ事ができないのでしょうか。
理由は簡単で、目指すべき到達点が明確ではないから
です。
サラリーマンであっても、目標が明確でそこに邁進
できたのであれば、人生を満喫できたと言えるでしょう。
「仕事の為に人生か、人生の為の仕事か」と考える前に
「人生=仕事(目標に向かう日々の努力)」と考え、
何をしたいのか、何が出来るのかを一日も早く見付ける
事が大切と改めて感じます。
【2月26日って?】
1936年の今日、日本陸軍の青年将校らが2.26事件を
起こしました。内大臣齋藤實や大蔵大臣高橋是清ら
が殺害された事件ですが、その背景には、政治腐敗
や大恐慌による深刻な不況などを打開する目的が
あったと聞きます。
結果的には反逆的事件として歴史に刻まれましたが、
若人たちの熱い国への愛を忘れてはなりません。
今も当時と同じ危機的経済状況、今こそ新たな知恵
を出し尽くさなければならないと感じます。
※暦の情報はWikipediaを参照しています。
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