- 古田 晃広
- BonjourPhoto 代表
- カメラマン
対象:写真撮影
- 宮本 陽
- (カメラマン)
- 宮本 陽
- (カメラマン)
プリントアドバイス
お客様よりプリントについての質問が多々ございます
当社でもプリント業務を請け負っておりますが
手間を惜しまなければご自身でプリントされる方が
コスト的にも思い入れや好みにおいても
満足出来るプリントが作成出来ると個人的に感じております
しかしプリントについてのノウハウがない方がほとんどです
ここでは私なりのプリントアドバイスをしたいと思います
御自宅のプリンターでプリントを行う方
現在プリンターはかなりの進歩を遂げておりますが
まだまだ昔ながらの銀塩プリントには
追いついていない感が否めません
銀塩プリントに比べインクジェットプリントは
像に深みが感じずコンストラストが強く感じ
薄っぺらい(ハリボテ)印象があります
同じデータでも銀塩プリントとインクジェットプリントを
比較するとその差は歴然です
でも今時、銀塩プリントなんて素人には縁遠い感じだし
自宅の近くに無さそう、値段が高そう、なんてお思いでしょう
実は現在、ヨドバシカメラなどの量販店や
駅前プリントなどはほとんどの所で
デジタル銀塩プリントを採用しています
※コンビニにある機械や数分で出力される機械は違います
フロンティア、ラムダ、デジタルC(銀塩)プリントなどと
呼ばれておりますが、これが(デジタル)銀塩プリントです
※正確にはCプリントとデジタルCプリントは異なります
身近にありながらも然程料金もかさみません
デジタルCプリントのデメリットは
現在光沢プリントしか選べない所です
※一部半光沢対応可の店もございます
あくまでもイメージとして
デジタルCプリントでプリントした写真の質感
インクジェットプリントでプリントした写真の質感を
私の写真を使って見本にしてみます
デジタルCプリントでプリントした写真
インクジェットプリントでプリントした写真
違いが分かるでしょうか?
なんとなく上の写真の方が写真ぽい質感だと思います
ではインクジェットではプリントしてはいけないのか?
決してそんな事はございません
例えばコンストラストを強く感じるならば
プリンターの設定でコンストラストを下げれば
質感が良くなります
又、プリント用紙のセレクトによっても写真は変わります
色々試してみるのも面白いと思います
私個人はインクジェットプリンターを使って
自分の作品を印画紙では無く画材紙でプリントしています
画材紙は表面のでこぼこ(テクスチャー)が
メリットでもありデメリットでもありますが
絵画的でもありつつ写真の質感も出るので
この手法もオススメです
写真用の画材紙はお値段がはりますので
文具の画用紙などもオススメです
ですがプリンターに入る厚さなどが
決まっておりますので御注意ください
※故障の原因になります
お気に入りのプリントが出来たら
素敵なフレームを見つけ是非部屋などに飾ってください
写真も喜ぶと思います
IKEAや中目黒界隈のインテリアショップなどが
私のオススメですが
楽天などのネットショップでも可愛いのが沢山あります
ここまで書いてしまうと自分の所にプリントの依頼が
来なくなる可能性がありますが
お金は生活していくのに無論必要ですが
自分の経験やスキルを生かして
少しでも多くの方に喜びを還元したいという気持ちが
勝っております(^^)
ここまで明記した事はあくまでも私感でありますので
あくまでも個人のアドバイスとして捉えください
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