「万が一のことばかり考えても、それが起こらない可能性が圧倒的に高いのですから」
という流れからのものでした。
そもそも、貯金と保険は別のものです。
そもそも、貯金が保険の一種であるかのように断定してしまうことが間違いの元です。
「貯蓄で賄えないから保険制度がある」ということがいつの間にか完全に抜けちゃっている
みたいですね。
事故や不幸に逢ったごく少数の方を救済するために、大多数の方が、損を承知で加入する
「相互扶助の精神」から保険が成り立っていることをきちんと理解していないことを公表
しているようなものです。
また、
保険には「制度」と「商品」という2つの側面があること
も認識していないようです。掲題を唱える方は後者の意味合いでしか捉えていないのです。
また、保険に加入して助かったという実例に遭遇したことがないのでしょう。
いつでも誰でも始められる貯金と違って、保険独特の「健康な方しか加入できないという資格」
の意味を軽視するようでは、とても専門家という程ではなく単なる評論家の域を出ていないこと
になりますね。
(続く)