投資銘柄情報2013/01/30号

●キャンドゥ（２６９８）
本日終値１１万８００円（＋１８００円）。１００円ショップ大手。業績は増益基調が継続となる見通しで、今期予想ＥＰＳ６４７９．２２円（前期実績５６０５．２７円）。株価には昨年３月安値５９８００円を底に緩やかな上昇波動が出現中。本日の上昇を受け昨年2番天井となった１０９５００円を更新となった事で、これより中期トレンド的に新波動入りの様相。現ディスクロでの信用取組は買い残２５３株、売り残６８０株で貸借倍率0.37倍の売り長状態であり、上昇新波動入りとなれば需給妙味も。個別チャート面からは２００６年高値１７万１０００円まで株価上値追いに伴う大きなフシが見当たらない状態。押し目買いで対処したい。

●プリマハム（２２８１）
本日終値１８０円（＋４円）。業界３位。２０１３年３月期第３四半期業績は営業利益で前年同期比３％増となった模様との報道を好感し、株価は１月２５日に出来高を伴い高値１８６円まで急騰。現状は移動平均線との乖離拡大を修復すべく踊り場形成となっているが、上昇トレンドは継続の様相。本日は直近高値１８６円を付けた日の打ち返し応答日であり、上昇トレンド範中にて目先売り玉消化となった事で、これより一段高の波動出現が期待されるところ。現上昇トレンド継続との仮定のもとで、次なる個別チャート面からの狙いは２００８年高値２１０円奪回。押し目買いで対処したい。

●日本ヒューム（５２６２）
本日終値４９４円（＋５円）。下水道向けヒューム管首位。インフラ整備需要拡大より、株価は中期上昇トレンドが継続中。本日は１月１１日高値５００円奪回で年初来高値を更新。上昇トレンド過程において信用買い残は増加の一途を辿っており、現ディスクロでは１２８万株を抱えているが、その買い残が殆ど上値圧迫要因とはなっていない状況である。トレンドは２００６年高値５９０円奪回に向かっていると考えられる。当面現上昇トレンドは継続今期業績は大幅増益となる見通しで、予想ＥＰＳ４９．１円（前期実績２７．８円）。本日終値でレシオは約１０倍といった水準だ。

●サンフロンティア不動産（８９３４）
本日終値６０１００円（＋１００００円）。都心5区中心にビル再生事業。金融緩和期待より、新興不動産株が業種的に投資ターゲットとなっている状況。本銘柄の株価にも昨年１０月末より上昇波動が出現となり１１月２０日には高値５４５００円を付けるに至っている。その後は明確なトレンド出現となっていなかったが、直近に再び上値を窺う動きが出てきており、本日は高値５４５００円奪回で昨年高値を更新。これよりトレンドは新波動入りの様相であり、当面株価上値追いに伴うフシが見当たらない状態。５日移動平均線推移を考慮した押し目買いで対処したい局面だ。

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