- 想いのお墓コーディネーター 酒井イクオ
- 墓石・石材コンサルタント 代表取締役
- 栃木県
- エクステリアコーディネーター
対象:葬儀・お墓
- 想いのお墓コーディネーター 酒井イクオ
- (エクステリアコーディネーター)
- 石崎 公子
- (ヒキダシスト/Comunication Specialist)
「遺骨はどのように納めるの?」
我々の肉体は、亡くなると火葬場で荼毘される。
肉は煙に、骨は骨ガメへと、遺族、関係者で拾われる。
あくまで土に帰るまでの、途中の出来事。
骨ガメは移動する為の仮のもの。
納められた遺骨は土へと返りたがっているのである。
そして、大地もそれを望んでいる。
しかし、それは急いではいけないのである。
次第に次第にと、時間をかけ、馴染ませる作業が必要なのである。
幾年の時間が必要なのだ。
その為には、木綿が丁度良い。
木綿の『骨袋』に遺骨を包むのである。
大地には 『浄土(赤土)』をまく、新たな遺骨を迎える準備なのである。
木綿の『骨袋』に包まれた遺骨、そっと、ゆっくりと大地へと届ける。
そして、『浄土(赤土)』を包むようにそのうえに被せるのである。
骨袋に入った遺骨は次第に大地へと帰依していくのである。
ゆっくりと、ゆっくりと、時間をかけ、大地と一体化するのである。
急いではいけない、ゆっくりとゆっくりと、生き埋めと同じ様にならない為にも。
出来うるなら、墨で書いた『死者の書』を一緒に埋められることをお薦めしたい。
このコラムに類似したコラム
直葬の真実 三村 麻子 - イベントプランナー(2012/06/01 21:51)
海洋散骨体験に行ってきました その3 石崎 公子 - ヒキダシスト/Comunication Specialist(2013/03/06 00:00)
海洋散骨体験に行ってきました その1 石崎 公子 - ヒキダシスト/Comunication Specialist(2013/02/28 23:29)
誰にも聞けない葬儀社さんとの事前相談の仕方 三村 麻子 - イベントプランナー(2013/02/12 09:26)
多磨霊園のお仕事 想いのお墓コーディネーター 酒井イクオ - エクステリアコーディネーター(2012/10/03 22:55)