- 和久井 海十
- セルフメディアエイジェント
- ITコンサルタント
対象:Webマーケティング
- 森 美明
- (Webデザイナー)
- 和久井 海十
- (ITコンサルタント)
ワクワクの和久井です。
さてさて、今日はいよいよミッションステートメント実践講座!
ミッションの立て方を考えていきましょう。
以前お話したように、立てた目標がうまく達成できない、前進しないのは、その目標自体に問題がある場合があります。
そもそも目指すべきものが違っていたとしたら……。
正しいミッションって何でしょう?
ミッションは営業目標や売り上げ目標などの努力目標とは少し意味合いが違います。
実務的なことも見据えながらでいいのですが、もう少し深いところ、自分の内面と向き合って考える必要があります。
経営者ならば
「自分はなぜこの会社でこの事業をしているのか?」
「自分は何のために働いているのか?」
「仕事や事業を通じて何を獲得したいのか?」
はじめは小さな事から、壮大な話でなくてもいいのです。
ファーストステップは自分の仕事と人生を関係づけて改めて考えてみることです。
ある伊程度考えがまとまったら、次は具体的なミッション作りです。
いきなりフレーズが浮かべばいいのですが、ふっと浮かんだ言葉が即採用なんてことはコピーライターでもなかなかないでしょう。
私もスタッフとのミーティングでは、思いついたフレーズをとりあえず書き出してみるブレインストーミングをよくやるのですが、とにかく言葉を書き出してみて視覚化するのがいいように思います。
そのときいつも心がけているのが、だいたい3つくらいの方向性に分けて考えること。だらだらと書き出すよりもこちらの方が考えがまとまります。いくつか言葉を書き出し、分類してエリアに分けていきます。
そのなかでテーマによって、3つが重なり合う言葉が答えだったり、外側同士の言葉の組み合わせが響いたりするのですが、今回のミッションステートメントに関しては「そうそうコレコレ!」と思わずヒザを打ちたくなるようなテキストに出会いました。
スターバックスコーヒー、ボディショップなどでCEOを務められた岩田松雄さんが著書のなかで書かれている考え方です。
「好き」「得意」「人のためになる」。スターバックスCEОだった私が社員に贈り続けた31の言葉/中経出版
この三つが重なる分野を探せ
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これはジェームズ・C・コリンズの名著『ビジョナリー・カンパニー2』にある「ハリネズミの概念」にヒントを得たものなのだそうです。
ハリネズミの概念とは、
企業戦略の勘所は
「情熱を持って取り組めること」「世界一になれること」「経済的な原動力になるもの」が重なり合った部分にあるという概念です。
では、これを基に、具体的なミッションを考えてみましょう。
明日に続きます。
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