飯田 裕
イイダ ユタカグループ
別の歯医者の意見を!セカンドオピニオンを利用しましょう!
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1.セカンドオピニオンは勝手に別の病院や歯科に行くことではありません
患者さんにとって最善だと思える治療法を、患者と主治医との間で判断するために別の医師の意見を仰ぐこと、それが「セカンドオピニオン」です。
近頃はこの言葉も徐々に浸透してきましたが、セカンドオピニオンと医師を変えることを同義に考えていらっしゃる方も多いのが現状です。
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自己判断による思い込み等により、ご自分が希望される「検査をしてくれない…」、「薬を処方してくれない…」などにより、病院や医師を簡単に変えることは「ドクターショッピング」といいます。始めから医師を変えたいという意思がある場合は、「転院・転医」と言います。
2.セカンドオピニオンの正しい意味とは?
セカンドオピニオンを受けたのち、結果的に別の医師が提供する治療を受けるために医師を変えることはあります。
正しくはセカンドオピニオンとは、今かかっている医師(主治医)と相談の上で、紹介状などを書いてもらって、別の医師に第2の意見を求める行為なのです。
歯科においては口腔がんなどの治療方針の決定や、インプラント治療などの高額な治療などに関しては、万全を期して複数の医師の意見を聞いてから、慎重に意思決定していただきたいと思います。
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この考え方が広がってきた背景には、従来の医師お任せ医療ではなく、インフォームド・コンセント(説明と同意)を受け、自分も治療の決定に関わる医療に変わってきたという社会的背景があります。
主治医との関係を気にしたり、「先生が忙しそうでセカンドオピニオンを言いだせない」という方も多いのですが、基本的には心配する必要はありません。なぜなら「主治医と共に治療を選択する」ことがセカンドオピニオンの前提だからです。
3.あなたは担当医に自分の希望を言えますか?
しかし、現実的な問題として、プライドが高く高圧的な態度で相談しにくい医師もいるのも事実です。
また、セカンドオピニオンを取得したいと申し出た患者さんに対して、「もう来なくていいよ」といった態度で、転院や転医を薦める場合がありますので、そこは担当医の性格を見極める必要があります。
さらに申し上げれば「そうした医師と共に今後の治療を続けていけるのか?」を含めて吟味する必要があります。
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それから医師も歯科医師もそれぞれの分野により必ず得手不得手がありますから、かかりつけの先生や、これまでの担当の先生と上手にコミュニケーションを取っていただき、本来は患者さんの利益になるこの制度を上手に利用していただきたいと思う次第です。
茨城のインプラント専門歯科(歯科・口腔外科)/つくばオーラルケアクリニック
公式HP http://www.tsukuba-occ.com/
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