大黒たかのり(税理士)- コラム「マイホームで節税 200年住宅」 - 専門家プロファイル

大黒たかのり
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オオグロタカノリ
( 東京都 / 税理士 )
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マイホームで節税 200年住宅

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税金 2010-06-21 15:42

(1)200年住宅ローン控除

認定長期優良住宅、いわゆる200年住宅の場合、通常の住宅ローン控除よりも控除額がさらに増えます。

ローンを組んでマイホームを買うと、『年末のローン残高×1.2』が毎年所得税から控除される制度です。

つまり、金利1.2%分が国から利子補給のような形で援助がある制度です。

 

【住宅ローン控除額】

居住年

年末ローン残高

控除率

最高控除額

控除期間

合計最高控除額

平成22年

5,000万円

1.2

60万円

10年間

600万円

平成23年

5,000万円

60万円

600万円

平成24年

4,000万円

40万円

400万円

平成25年

3,000万円

30万円

300万円

 

  

(2)ローンがなくてもできる200年住宅特別控除

さらに、200年住宅の場合、ローンがなくても適用できる制度があります。

認定長期優良住宅新築等特別控除

『認定長期優良住宅新築等特別控除』の控除額は、標準的なかかり増し費用(最高1,000万円)の10に相当する金額を、その年分の所得税額から控除します。

 したがって、平成22年に居住した場合、一般住宅なら最高50万円のところ、200年住宅なら最高100万円になります。

 しかも、居住年の所得税の額から控除してもなお控除しきれない金額がある場合は、翌年の所得税の額から控除できます。

 特徴としては、ローンを組まなくても適用がある点です。

 しかし、控除期間は原則居住年のみで、住宅ローン控除との併用はできません。

 この特例は、平成21年6月4日から平成23年12月31日まで間に居住の用に供した場合です。

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