食洗機は必要ないと言われましたが・・・

食洗機の必要性

新しい住まいを賃貸や分譲住宅で探す際に「どうしてもこれがないとダメ！」というものがあります。

浴室換気乾燥暖房機、宅配ボックス、オートロック、TVドアホン、食洗機など…

私の個人的な主観ですが、キッチンには自動食器洗い乾燥機、いわゆる食洗機は絶対に付けておいた方が良いかと思います。

 ＊パナソニックキッチンパンフレットより

何故って？

家事の中でも一番、面倒なのは毎食の料理をすることにあります。

何かこうしたモノを作ろうと思い料理をし始めると料理が完成するまで一気に作業をしますが、食後の後片付けは非常に面倒くさい作業です。

例えば、食器の種類によっては重さも変わり洗うのに手間がかかります。

ガラスのコップやワイングラスもしかり、和食器の漆塗りのお椀やちょっと高めの陶器や磁器は気をつかいます。

したがって、料理後のいわゆる洗い物を想像すると苦痛になり、料理をしなくなってしまうのかもしれません。

そんな面倒くさいことを食洗機があれば、一気に問題解決してくれます。

昔の食洗機ではなかなか汚れが落ちないというクレームもありましたが、近年の食洗機はかなり改良されており設置のメリットが大きいと言えます。

 ＊パナソニックキッチンパンフレットより

特に、人数の多い家族では日常的に使用する食器でも多いはずです。

そのため、洗い物をする時間は家事の労働時間が一番多いとも言えます。

食洗機は「機材が高いから無駄だ」とか「手洗いした方が綺麗になる」とか「水道光熱費が高くなるから」など、様々な理由で設置を避けるケースが多いものです。

この話、おそらく男性側の主張で、女性側にはそういった意見は見当たらないのですが、どうでしょうか？

先日、30年ほど前にご自宅を建てられたお客さまからキッチンのリフォームのお話を頂戴しました。

建て主の方は既にいわゆる後期高齢者の年齢となってしまい、熱源はガスは危ないからＩＨにしたいとご希望がありました。

その際に「食洗機は付けておかれた方が良いですよ」とお勧めして、ＩＨの機能も含めてショールームで体験してもらうことしました。

奥さまにお聞きすると「やっぱり洗い物は嫌いだけど代わりにやってくれる人がいないので・・・」とこぼしておりました。

ショールームでは食洗機の利便性を体験してもらい、最終的には食洗機は設置することになりました。

最近では料理男子も多くなりましたが、料理男子も料理を作るだけで最終的には洗い物は奥さまや彼女が、、なんてこともあるかもしれません。

如何せん男子も洗い物は嫌いなようです。

家庭で使用する食器や調理器具は食洗機ＯＫのモノが増えました。

それだけ食洗機も普及し始めています。

特に、夫婦共働きにとっては食洗機の存在は大きいと言えるでしょう。

仮に夜、帰って食事の支度は時短できるものが増えましたが、その後片付けの時短は食洗機がないと難しいものです。

食事後に使用した食器を軽く水洗いして入れ込んでしまえば、後片付けは終了です。

機材の音はうるさいタイミングがありますが、その間は別なことに時間が使えます。

というわけで当方宅にも食洗機があり、大変重宝しているのは事実です。

今では水道に直結しなくてもよい家電の食洗機も発売されています。

大手の家電量販店に行けばデモンストレーションもやっており一度、見ておいた方がいいかもしれません。

家電サイズの食洗機はコンパクトのモノもありますので既存のキッチンでも設置可能です。

食洗機はビルトインタイプだけと思われがちですが、家電サイズのものありますので検討の余地はあります。

食洗機の利便性は洗い物の時間短縮にあります。

新しい住まいを探す際には食洗機の存在を考えるべきかと思います。

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