岩間 隆司(建築家)- コラム「ものづくりの現場から」(3ページ目) - 専門家プロファイル

岩間 隆司
スマートに シンプルに 住う。 都市型住宅・集合住宅

岩間 隆司

イワマ タカシ
( 東京都 / 建築家 )
株式会社ソキウス 代表取締役
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ものづくりの現場から のコラム一覧

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人生の青写真も軽微変更していこう。

人生の青写真も軽微変更していこう。 オーナーの方々には 仕上関係の確認をお願いしていきます。 連休中の先日には、スティールの塗装色。 私が想定していた保守的な色より、冒険色を選択されました。 そこが なかなか おもしろいところ。   懸案のひとつ、 高度斜線に絡んだ斜壁に設置する、キッチンのレンジフード。 既製品の想定でしたが、製作で対応したほうがスッキリする。 変更しよう。   私は、現場で変更していくことを ...(続きを読む)

2013/05/07 19:12

即興的現場監理術

即興的現場監理術 覚悟はしていたが、とにかく現場に呼ばれる。 ここ、どうしましょうか‥ ということだ。 そもそも計画の出発点が、この変則敷地に8住居を実現させること。 いはば、生存空間をいかに確保するか、ということにつきるからだ。   もちろん、実施設計で検証はしている。 絵では書けても施工は不可能、というDetailも、充分心得てはいる。 それでも、現場で職人さん達とやり取りをしながら思いついた事を...(続きを読む)

2013/05/01 09:52

打放し仕上・利休か秀吉か

打放し仕上・利休か秀吉か コンクリートの打ちっぱなし、とはいえ いくばくかの補修は必要。 打設の作業は、皆で一生懸命行なうのですが、なにせ現場での行為 パネルの目違いやピンホールなど、多少のことは避けられません。   それでも、補修や手直しは最小限度に とどめることにしています。 手作りの風合を大切にしたい。かつて千利休が確立した美意識です。 もちろん、秀吉の黄金の茶室 のほうを支持する方もおりましょう。 た...(続きを読む)

2013/04/19 17:12

内装工事

内装工事 浴室間仕切のコンクリートブロック(CB)も、左官工事ですることに。 まず腰の部分までCBを積み、防水の後、浴槽を設置し残りのCBを積む。 でないと、浴槽が浴室にはいらない‥。お手間 おかけいたしますね。   室内階段と手摺の一部は鉄骨造。金物業者さん なかなか たのもしい。 こんなdetailは、つくれないじゃないか‥という先入観は禁物であった。 涼しい顔で ふたつ返事である。   ...(続きを読む)

2013/04/17 11:49

左官

左官 完全にまっすぐな 線 は存在しません。 大学ノートの上で理論上はあっても、現実の世界では存在しません。 その まっすぐでないもの同士 折り合いつける工夫が建築の詳細 のデザインであり、職人さんの腕前でありましょう。   左官の職人さんは さえたるもの。 斜線制限で切り取られた壁面。ウレタン防水の下地を起こしている。 打放しの仕上では、他にも外部階段、補修の下地、サッシ埋めなど 守備...(続きを読む)

2013/04/11 18:02

はじめてのマイホーム

『はじめてのマイホーム』 という雑誌が、X-Knowlege社からポンと送られてきていた。 そういえば、以前取材した内容使い回させてください‥、と 承諾の問合せがきていたな。リチギな出版社さんである。   『建て方・買い方 完全ガイド』 という副題が示すように 写真やイラスト満載の、一般の方向けの ムック本のようだ。   家づくりのパートナーを選ぼう とあって ハウスメーカー/工...(続きを読む)

2013/04/10 08:54

フェイク が おかしい

フェイク が おかしい 本体のコンクリート打設が終了すると、補修の工程にうつります。 打放し仕上 とはいえ、ある程度の補修の工程が必要となるのは 現場でモノを造っている以上、いたしかたないところ。 それでも、補修は最小限のレタッチにとどめることにしています。 多少の斑や目違いも、味わいのうち。わび・さび の美意識です。   私の考えを理解してくれて、ジャンカやピンホール、ピンカド出し といった左官作業から撥...(続きを読む)

2013/04/03 16:03

上棟

上棟 今週の現場は、上棟後の大後片付け大会に 終始したようだった。 最後の打設にともない、最上階の床・梁とサポ意外は型枠は解体。 下階からの転用で、なんとか使いまわせていた型枠パネルも含め、 型枠残材の搬出作業。ここでは重機が使えず、手運びである。 役目をおえた型枠は、他の現場で基礎型枠などに転用されるはず。   上棟 というと 晴れやかな光景を思いえがきますが、 その光景までは いましば...(続きを読む)

2013/03/30 09:53

補強筋 いつやるか‥、いまでしょう。

補強筋 いつやるか‥、いまでしょう。 最上階のスラブ、配筋検査だ。 パラペットの立上がりを利用して逆梁にし、 天井に梁型を出さない当方お得意の表現だ。   加えて、最上階ということで コーナーには補強筋が必要だ。 RCの壁式構造。建物全体を箱形構造として完結させわけだが じつは、よくこれを忘れる現場がある。 ここではもちろん、みんな心得ていた。   またまた加えて 北側斜線(高度斜線)制限による ななめの壁が難儀で...(続きを読む)

2013/03/21 18:32

作品が許される時代は終った

作品が許される時代は終った WBCの日本代表は残念でしたが、プリツカー賞では日本代表 の建築家、伊東豊雄氏が選ばれたという報道。喜ばしいこと。   たまたま 先週末 伊東豊雄設計 ヤオコー美術館(三栖右嗣記念館)を訪れた。 東横線からの直通乗入れで話題の川越.。観光地である旧市街 からは、ちょっと はなれた 静かな新河岸川沿いにたたずむ。 コンパクトで可愛らしい建築は、ボッ〜とするのに最適だ。   日経アー...(続きを読む)

2013/03/19 09:44

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