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森本 直人
モリモト ナオト
(
東京都 / ファイナンシャルプランナー
)
森本FP事務所 代表
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インデックスファンドの問題点
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くらしを守るマネー管理術
FP森本直人は、こう考える
2008-10-19 13:04
そこで、最近ふと気付いたのが、手書きで漢字が書けなくなってしまったということです。
普段は、パソコンで文章を書きますので、その漢字のおおまかなイメージは思い浮かぶのですが、「詳細部分」が思い出せないのです。
それはさておき、投資信託の選択で、インデックスファンドvsアクティブファンドというのが、よく論点になります。
ちなみに、インデックスファンドは、市場全体をまるごと買ってしまうような、機械的な投資をしていきます。
つまり、「詳細部分」は、無視した運用スタイルです。
ロボットが運用しているような感じですので、運用コストは、安くなります。
最近多いのは、アクティブファンドは、信託報酬が高いため、わざわざアクティブファンドを選んで、ファンドマネージャーに高い報酬を払うのはムダ。
日本株とその他世界全体の株式に投資するインデックスファンドやETFを買っておけば、それでよし、とする意見です。
ただ、本当に重要なのは、コストだけなのでしょうか。
確かに、インデックスファンドはコストの安い投資信託ですし、理論通りの運用ができます。
しかし、インデックスファンドは、”健全経営をしている会社だけを選ぶ”というファンドの社会的な役割を放棄してしまっているという指摘もあります。
つまり、委任状を提出して、総会には出席しない人が、どんどん増えているような話です。
そうなると、一部の人たちの意見に従うことになります。
仮に、100人中90人が委任状を提出して、残ったのが、たった10人だとすると、その10人の意見に、他の90人は、従わざるを得ない状況になってしまいます。
最近のジェットコースター相場は、私などは、もしかしたら、かなり限られた大口の投資家が中心となって、相場を動かしているのでは、と想像してしまいます。
自分が、社会に投じる一票を放棄せず、自分で、考えて自分が信頼できるファンドや個別銘柄を選ぶこと。
投資を通じて、社会参加していくのも、大切なことなのではないでしょうか。
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