森本 直人(ファイナンシャルプランナー)- コラム「恐怖心指数は、58.24」 - 専門家プロファイル

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( 東京都 / ファイナンシャルプランナー )
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恐怖心指数は、58.24

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くらしを守るマネー管理術 FP森本直人は、こう考える 2008-10-08 17:38
米国には、「恐怖心指数」と呼ばれるインデックスがあるそうです。

CBOE VOLATILITY INDEX (VIX)
(シカゴ・オプション取引所・ボラティリティー指数)といいます。

この指数は、S&P500を対象とするオプション取引の値動きから算出され、将来の値動きが大きいという見通しの時に、数値が大きくなりやすいとのこと。

10月6日には、58.24まで急騰し、史上最高値を更新しました。

最近の株価や為替の変動幅は、極端に大きく、一部の人たちにとっては、今は、お祭り騒ぎなのかもしれません。

もちろん、機関投資家が、本当に資金繰りに困って、株の投げ売り状態というケースも多いと思いますが、一方で、円が急速に買われているということは、お金が余っているところには、余っているということなのでは。

個人的には、今の状況は、つい最近の原油価格を高騰させて、うわーっと投資家が殺到したところで、ズドンと落っことす。という、あの流れにも、似ているような感じがしてなりません。

では、こんな時、長期投資家は、どう行動すべきか、ですが、すでに、スタートしている方は、アドバイザーと会話をしながら、状況を理解しつつ、冷静にリバランスを実施されるとよいでしょう。

これからスタートする方は、世界同時株安で、株価は、割安レベルから、激安レベルに下がっていますので、個人的には、今からスタートするのも、わるくはないと思っています。

ちなみに、株式分散投資には、値上がり益だけでなく、配当金もつきますので、株価が下がると、配当利回りもアップします。

もっとも、来年は、さらに下がるかもしれませんが、長期投資は、“当てにいってはいけない”というのが、基本です。

各国の政府や中央銀行の介入で、お金の流れが、回復すれば、あれよあれよという間に、株価が上がっていく可能性も絶対ないとは、いえません。

必要に応じて、アドバイザーと相談しながら、慎重に行動されることをおすすめします。
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