
間山 進也
マヤマ シンヤコラム一覧
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ソフトウェアのセキュリティ解析と著作権
情報セキュリティ関連技術の開発のため、ソフトウェアのリバース解析と著作権法との関係が問題になっているようです。 セキュリティソフトウェアを開発する場合には、対象とされるソフトウェアについて、例えばクローズされていないポートなどを検査したり、またその他の脆弱性などについて調査することが必要となります。 この場合、ソフトウェアがリバースアナリシスを受けないよう、ソフトウェア作成者が...(続きを読む)
ウィルスソフト頒布と著作権
原田ウィルス、クラナドなどを作成してネットワークを介して頒布していたウィルスソフト作成者に著作権法違反が適用されたようです。 原田ウィルス、クラナドは、P2P型ファイル共有プログラムを介して、アニメなどのイメージファイルに添付(添付の仕方は、いろいろあります)され、蔓延しているウィルスソフトです。 この場合も、ウィルスソフトをアニメなどの著作権を伴うファイルを使用し、ファイル共...(続きを読む)
知的財産権についてのトピックス2008(2)
「着うた」配信が著作権との関係で問題となっているようです。 (日本経済新聞2008年1月14日) 関連のコラムについては、「知的財産権についてのトピックス2007(2)」をご参考下さい。 サーバに違法コピーされた楽曲を携帯電話などにダウンロードする行為については、サーバに楽曲を違法コピーした段階で、送信可能化権/公衆送信権を侵害するものと考えられます。 そこで問題となる...(続きを読む)
知的財産権についてのトピックス2008(1)
明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。 さて、本年も知的財産権についてのトピックスをご紹介することで、コラムを作成させていただこうと思います。 本年最初は、特許庁が2007年12月28日にアナウンスした、特許審査の国際ワークシェアリングについての話題からです。 特許庁によれば、優先権主張を伴って外国出願された「特許出願」についての審査を、2008...(続きを読む)
知的財産権についてのトピックス(17)
いよいよ、日米特許審査ハイウェイ制度が本格実施されるようです。 (2007年12月21日、特許庁HP) 日米特許審査ハイウェイ制度は、日本および米国との間で審査経過を共同利用して、特許出願の審査待ちおよび審査効率をアップさせることを目的とした制度です。 これまで試行期間ということで運用されていましたが、2008年1月4日から本格実施が開始されるということです。 日...(続きを読む)
知的財産権についてのトピックス(16)
東京都の知的財産総合センターの外国特許出願費用助成事業の申請が終了しました。 外国出願を、中小企業が行う場合に、300万円を上限として費用総額の1/2まで資金的な助成を受けることができる制度です。 これまで何回か申請の機会がありましたが、今回、初めてとあるベンチャー企業が申請しました。 「資金的に余裕がないのが申請する理由です」と真っ先に言われてしまったので、手弁当で資料作...(続きを読む)
知的財産権についてのトピックス(15)
独立行政法人科学技術振興機構(JST)で、第33回「井上春成賞」の募集が始まるようです。 私のクライアント様のうちの1つである、科学技術振興機構様から、表記賞応募についてのリンク掲載の依頼がありました。 「井上春成」賞とは、「大学、研究機関等の独創的な研究成果を下に企業が開発し、企業化した優れた技術で、科学技術の発展に寄与し、経済の発展、福祉の向上に貢献したものについて、研究者...(続きを読む)
知的財産権のトピックス(14):理系大学院の取組み
理系教育機関での実戦的な知的財産トレーニングが開始されています。 大学教育関係での知的財産権についてどのように取り扱うか、については各種TLOの設置などに関連して頻繁に各メディアなどで取り上げられてきています。 また、知的財産権についての法律的側面からの教育インフラについても各種大学院の設置などに関連して、各メディアなどで取り上げられています。 一方で、理系学部および...(続きを読む)
知的財産権についてのトピックス(リサイクル品訴訟)
インクカートリッジのリサイクル品訴訟の論評が掲載されました (日本経済新聞2007年11月26日朝刊) 知財高裁と最高裁で判断されたリサイクル品訴訟について、論評が掲載されました。 知財高裁では、リサイクル品が特許侵害となるケースについて、 ◎当該特許製品が製品としての本来の耐用期間を経過してその効用を終えた後に再使用又は再生利用がされた場合(第1類型)、 ◎当該特...(続きを読む)
知的財産権についてのトピックス(12)
台湾特許調の特許審査プロセスで、審査時間を短縮させる目的で、外国審査経過を積極的に参考するようになるようです。 (台湾:プレスリリース、2007年11月9日) 具体的な内容について、私なりに要約すると、以下のようなものです。 <適用対象> ◎外国→台湾への出願 ◎台湾→外国への出願 <実際の運用> ◎台湾の先行技術を先に検索する。 ◎外国で登録...(続きを読む)
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